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高速道路各社、お盆期間の高速道路の渋滞予測を発表

ピークは下り8月13日、上り8月15日、花園IC付近や高坂SA付近で45kmの渋滞が発生する可能性あり

2015年7月10日 発表

 NEXCO東日本(東日本高速道路)、NEXCO中日本(中日本高速道路)、NEXCO西日本(西日本高速道路)、JB本四高速(本州四国連絡高速道路)、日本道路交通情報センターは7月10日、お盆期間(8月6日~16日)の11日間の渋滞予測を発表した。

 発表では、下りは8月13日、上りは8月15日を10km以上の渋滞が多発する「ピーク日」として予測。上下線合わせて10km以上の渋滞が419回(前年実績比-18回)発生し、下りの8月13日が37回、上りの8月15日が最も多い49回と予測され、発生傾向としては上りで後半の8月13日~16日、下りで8月8月と8月13日の前後を中心に渋滞が増加する。発生回数の合計は下りが164回(前年実績比-9回)、上りが255回(前年実績比-9回)と上りのほうが多くなるとしている。

お盆期間(8月6日~16日)の渋滞予測(下り)
お盆期間(8月6日~16日)の渋滞予測(上り)
各社の特に長い渋滞発生予測

 各社の渋滞の発生が特に長い区間として、8月13日9時頃の関越自動車道下りの花園IC付近で45km、8月15日18時頃の関越自動車道上り高坂SA付近で45km、8月13日6時頃の中央自動車道下り相模湖IC付近で35km、8月15日17時頃の東名高速道路大和TN付近で40km、8月13日7時頃の中国自動車道下り宝塚東TN付近で35km、8月15日18時頃の九州自動車道上り広川IC付近で30kmと予想されている。

会社区分上下線道路名渋滞ピーク日時ピーク時渋滞長渋滞発生箇所
東日本下り関越道8月13日9時頃45㎞花園IC付近
上り関越道8月15日18時頃45㎞高坂SA付近
中日本下り中央道8月13日6時頃35㎞相模湖IC付近
上り東名高速8月15日17時頃40㎞大和TN付近
西日本・本四下り中国道8月13日7時頃35㎞宝塚東TN付近
上り九州道8月15日18時頃30㎞広川IC付近

※IC=インターチェンジ、SA=サービスエリア、TN=トンネル

渋滞や事故を避ける対策について

 発表では、渋滞や事故を避ける対策して「渋滞発生の時間帯を避け、夜間から早朝にかけたドライブ計画をする」「上り坂での速度低下に注意」「車間距離をつめ過ぎない」「車線変更は控える」と呼びかけている。例えば2014年8月15日の東名高速の静岡ICから東京ICまで利用した場合、出発時刻を18時から12時に変更することで渋滞を避けることができ、所要時間を1時間19分短縮することが可能だったとのこと。

渋滞ピーク時間帯の回避効果

 また、事故を避ける安全対策して、「全席シートベルトの着用」や「こまめな・早めの休憩」を呼びかけている。

編集部:柴田 進