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茨城県 橋本知事が三越 銀座店で茨城県産のメロンをアピール
5月20日~26日に「茨城フェア」を開催
(2015/5/20 19:56)
- 2015年5月20日開催
- 三越 銀座店「茨城フェア」:5月20日~26日
- 開催場所:地下3階「ギンザグルメパーク」
茨城県は、三越 銀座店で5月20日~26日に開催される「茨城フェア」のスタートに合わせ、橋本昌 茨城県知事による茨城県産メロンのプロモーションイベントを同店の地下3階「ギンザグルメパーク」で行なった。
同イベントでは、橋本知事が茨城県産メロンをアピールするスピーチしたほか、三越 銀座店の来店客に対して自らメロンの試食を勧め、メロンの認知度向上と購買促進活動を行なった。また、いばらき大使を務める「Toshi Yoroizuka」オーナーシェフ 鎧塚俊彦氏も登場し、焼き菓子の配布も行なわれた。地下2階の「ギンザスイーツパーク」では、同氏による茨城県産メロンを使ったスイーツも販売される。
茨城県のメロン栽培は1962年に八千代町で「プリンスメロン」の栽培が始まったのがきっかけ。メロン栽培に欠かせない「水はけの良い土地」と「温暖な気候」が揃っており、鉾田市、八千代町、茨城町を中心に県内各地でメロンの栽培が行なわれている。
橋本知事はイベントの冒頭で次のように述べた。「茨城県は、全国のメロンの生産額の20%、生産量は23%前後を占めています。今の時期、東京近郊では売っているメロンの6割、来月になれば7割は茨城県産です。その割にはまだまだ知られていないので、このようにアピールすることにしました。味は静岡にも負けませんが値段は静岡の5分の1です。なんとかこれを皆様に食べて頂けないかということで三越さんにも応援頂きました。また、パティシエの鎧塚さんが『こんな美味しいものは応援して知らせなければ』と、わざわざ駆けつけてくれました。東京の真ん中の銀座という立地のため、若い女性などに『メロンは重くて持って帰れない』と言われるかも知れないと、鎧塚さんに相談したところ綺麗なメロンのお菓子も作って頂きました。ぜひこの機会に茨城のものを知っていただきご利用ください」
鎧塚俊彦氏は「今回は茨城県産の熟成のサツマイモ『紅こがね』をゆっくり蒸して甘みの増した状態のものを使った焼き菓子をプレゼントさせて頂きます。地下2階では、爽やかな甘みのある喉ごしがフルーティな茨城県産メロン『イバラキング』を使ったオリジナルのケースを多数用意しております。茨城県は震災後に一緒に活動させて頂いたご縁がきっかけで、色々な方面から応援させて頂いております。茨城県は本当に美味しいものが沢山ありますので、みなさんぜひ応援して食べて盛り上げていってください」と述べた。
試食メロンと鎧塚氏の焼き菓子100個の配布は、来店客が次々に訪れ10分足らずで終了となった。
その後、記者は地下2階の「ギンザスイーツパーク」を訪れ、鎧塚氏の茨城県産メロン「イバラキング」を使ったスイーツを見てみたが、どれも緑が鮮やかで美味しそうだったので、2つほどおやつに買ってみた。購入したのは「クープ・イバラキング」(540円)と「ルレ・イバラキング」(551円)。
「クープ・イバラキング」は、透明なプラ容器に入ったメロン風味のブランマンジェの上にココナッツソースのタピオカ、メロン入りシャンパンジュレをあしらったもの。実際に食べてみると、本物のメロンを食べているようなみずみずしさと、シャンパンジュレのほのかなアルコール感が舌に爽やかさを与えてくれる。またプツプツとした粒状のタピオカも食べていて楽しいものだった。
「ルレ・イバラキング」は、ロールケーキに「イバラキング」のスライスを贅沢にあしらったもの。生クリームの柔らかな甘さと「イバラキング」の爽やかでジューシィな甘さを楽しめた。これら2つのほかにも「イバラキングショート」(551円)や「干し芋プリン」(441円)といった期間限定スイーツが販売されているので、メロン好きにはぜひオススメしたい。
「茨城フェア」では、茨城県産のメロン「イバラキング」(2700円)のほか、キンショー(756円)、レノンメロン(1296円)、プリンスメロン(540円)、オトメメロン(1296円)、小玉すいか(1296円)が販売されている。ほかにも茨城米「かわちのお米」や月の井酒造店による日本酒の販売、金砂郷食品による納豆や「納豆わっふる」の販売が行なわれている。