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箱根ロープウェイ、箱根山 小規模噴火の可能性により全面運休

気象庁の噴火警戒レベルが1に下がるまで運休に

2015年5月6日発表

箱根ロープウェイは大涌谷の近隣を通ることもあり、気象庁の噴火警戒レベルが1に下がるまで運休に

 箱根ロープウェイは5月6日より、始発より全線(早雲山~大涌谷/大涌谷~桃源台)で運転を見合わせている。再開見込みは未定。

 これは、気象庁が箱根山の噴火警戒レベルを1(平常)から2(火口周辺規制)に引き上げたことにより、大涌谷を中心とした火口周辺で小規模な噴火の可能性があるとして、立ち入りが禁止になったことに伴うもの。同線では、噴火警戒レベルが1に下がるまでの当面の期間、運転を見合わせるとしている。

 ロープウェイの運行区間でのバスによる代行運転は行なわれていないが、近隣を運行する伊豆箱根バスの「小田原駅発~湖尻・箱根園線」は大涌谷に入らないルートで運行している。ただし、火山活動により状況が変化する場合もあるので、常に最新の情報(http://www.hakonenavi.jp/search/service-info/)を確認していただきたい。

編集部:柴田 進