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立山黒部アルペンルート、2015年度の全線開通は4月16日

JR西日本は「立山黒部アルペンきっぷ」を発売

2015年4月16日~11月30日開通

立山黒部アルペンルートといえば、道路の左右に高さ約20mの雪壁が出現する「雪の大谷」が有名

 立山黒部貫光は、立山黒部アルペンルートの2015年度の全線開通を4月16日に行なう。今年度の通行は11月30日まで(天候不順の場合は順延の可能性あり)。

 これに併せ、道路の左右に高さ約20mの雪壁が出現する「雪の大谷」を歩いて体験できる「第22回 立山・雪の大谷ウォーク」を開催する。開催期間は4月16日~6月22日(平日10時~15時15分、土日祝9時30分~15時15分)。場所は室堂ターミナルから美女平方面への立山有料道路のうち500mの区間。参加無料、申し込み不要。なお、イベント開催期間中は最高気温が10度以下となるため、真冬の雪上に出る服装と靴が必要。雪からの照り返しが強いので、サングラスや日焼け止めも必須。

「第22回 立山・雪の大谷ウォーク」のルート
「立山・雪の大谷ウォーク」に訪れるときの服装アドバイス

 JR西日本では、4月1日より11月23日まで「立山黒部アルペンきっぷ」を発売する。これは大阪や岡山、広島などから立山黒部アルペンルートエリア内までの往復運賃と、立山黒部アルペンルートエリア内のフリー切符がセットになったもの。富山駅から立山黒部アルペンルートを通り、信濃大町駅、糸魚川駅を経由して富山に戻る「往復北陸線経由」と、富山駅から立山黒部アルペンルートを通り、信濃大町駅、松本駅、名古屋駅を経由して東海道新幹線で京都まで戻る「北陸線中央線経由」の2種類の切符が発売される。「往復北陸線経由」では、大阪市内から大人2万4260円、子供1万2020円、「北陸線中央線経由」では、大阪市内から大人2万6880円、子供1万3320円。有効期間は8日間。もちろん、金沢駅~富山駅間は3月14日に開業したばかりの北陸新幹線の自由席を使える。

「往復北陸線経由」と「北陸線中央線経由」の2種類の切符が発売
立山黒部アルペンルートエリア内は乗り降り自由
「立山黒部アルペンきっぷ」の出発地とルート別の価格

編集部:柴田 進