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JATA「平日に泊まろう!」キャンペーン、2025年度も継続。国内旅行で最大3万円分のクーポン当たる

2025年3月27日 実施
取り組みを説明する一般社団法人日本旅行業協会 国内旅行推進部 部長 野浪健一氏

 JATA(日本旅行業協会)は3月27日、霞が関の本部で定例会見を実施し、国内旅行が対象の「平日に泊まろう!」キャンペーンについて説明した。

 JATA会員の旅行会社を通じて1人あたり1万円以上の平日宿泊を含む旅行をすると、次回使えるクーポン(3万円/1万円)が抽選で当たるというもの。2024年度から実施しているが、2025年度も継続する。

 対象宿泊期間は4月1日~2026年3月31日(全4期)で、日曜・祝日の前日泊とGW・お盆・年末年始は対象外。キャンペーンの応募方法は、Webサイト・郵送の2種類となっている。

平日に泊まろう!キャンペーン

対象: 1人あたり1万円以上の平日宿泊を伴う旅行商品の申し込み
応募期間(Webサイトの応募締め切り):
[第1期]2025年4月1日~6月30日(7月5日締め切り)
[第2期]2025年7月1日~9月30日(10月5日締め切り)
[第3期]2025年10月1日~12月31日(1月5日締め切り)
[第4期]2026年1月1日~3月31日(4月5日締め切り)
※日曜・祝日の前日泊、4月26日〜5月6日、8月9日〜17日、12月27日〜1月4日は対象外
景品:
次回割クーポン3万円×20名×4期
次回割クーポン1万円×20名×4期
※クーポンが1人1万円以上の国内旅行、JATA会員旅行会社で約1年間利用可能

 取り組みについて説明したJATA 国内旅行推進部 部長の野浪健一氏は、「土日や連休の需要を平日に分散することで、観光地の混雑緩和につながるだけでなく、受け入れ側も継続的に従業員を確保できる。

 例えば宿泊施設では、土曜や連休などの料金がこれまで以上に高くなっている。平日に需要が分散することでお客さまも混雑を避けて、安く宿泊できる」との見解を示した。

 さらに全国知事会でも39の都道府県で休み方改革に賛同していることから、キャンペーンを継続実施することで、平日休暇の取得促進を全国的な動きとして企業や学校にも広めたいと説明した。

キャンペーンの概要