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上信越道 東部湯の丸SA(下り線)に全国初の無人店舗オープン。24時間営業で「個のニーズに応えたい」

2024年11月21日 開業

ネクスコ東日本エリアトラクト 代表取締役社長 兼 東日本高速道路株式会社 サービスエリア・新事業部本部長 吉見秀夫氏

 ネクスコ東日本エリアトラクトは、上信越自動車道 東部湯の丸SA(下り線)に、SA/PA全国初となる無人販売店舗を11月21日11時にオープンする。24時間営業で、店舗面積は15m2

 コンビニ、お土産、専門店、ミニスーパーなどに導入されているTOUCH TO GOの無人決済システムを活用し、地域の名産品「峠の釜めし」をはじめ、お土産品やお菓子などを取り揃える。

 10月30日に実施したNEXCO東日本の定例会見では、サービスエリア・新事業部本部長の吉見秀夫氏が店舗の概要について説明した。

 店内は一方通行で、利用客が棚から商品を手に取る(戻す)と、カメラが顔や動きを認識。出口前のレジでは、商品の読み取りをすることなく、表示内容を確認して支払いを済ませるだけで買い物が完了する。

 吉見氏は「SA/PA無人化の取り組みとして、これまではセブン-イレブンオリジナル商品が対象の『セブン自販機』を導入してきたが、TTGのシステムではより幅広い商品を取り扱うことができる」と案内。

 加えて「夜も閉店せず、より多くの品目を展開することで、多様化している個人のニーズに応えたい。時間帯や利用客数などパターンを変えて検証を行ない、いずれは施設前(建物外)の店舗も増やせたら」と展望を述べた。

店舗のイメージ