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ANA、国内外から集めた食・バッグ・雑貨を扱う新ブランド「ANA FINDS」始動! 全日空商事 國分社長「グループを代表するブランドに」
2024年2月22日 17:00
- 2024年2月20日 発表
全日空商事は、ANAグループ共通の新商品ブランド「ANA FINDS(エイエヌエー ファインズ)」を立ち上げ、2月20日に販売を開始した。
「ほしい、が見つかる。」をコンセプトに、日本全国・世界各地からバイヤーの目利きで集められたこだわりの食品やバッグ・雑貨など、選りすぐりのアイテムを取り揃える。
「ANA FINDS」のアイテムは、グルメ(食品)、バッグ&トラベル、ライフスタイル(雑貨)の3カテゴリーで展開される。グルメ40商品、バッグ&トラベル13商品、ライフスタイル14商品の全67商品からスタートし、順次拡大予定だ。
この「ANA FINDS」のアイテムが購入できるのは、ANA公式ECサイト「ANAショッピング A-style」と「ANAショッピング A-style ANA Mall」。また、ANA就航空港のギフトショップ「ANA FESTA」の一部店舗でも購入可能で、取扱店舗は順次拡大予定とのことだ。
A-style、ANA FESTA、ANAフーズ合同の取り組み
同日行なった新ブランド発表会では、全日空商事 代表取締役社長の國分裕之氏が「全国各地の生産者をこのブランドでつなぐことによって、新しい商品が開拓でき、地域活性化にもつながることを期待している」と抱負を述べた。
続いて、全日空商事 リテール戦略推進室 副室長 兼 リテールMDプロジェクト プロジェクトリーダーの牛尾隆之氏は、ブランドコンセプト・ストーリーを紹介した。
ANA FINDSは、全日空商事グループでリテール事業を担う、全日空商事 A-style事業部、ANA FESTA、ANAフーズの3社合同の取り組みとして立ち上がった新商品ブランド。現在各社で展開している「ANA DESIGN」や「A-selection」「旅する食卓」などのブランドについては、今後ANA FINDSに統合していく方針だ。
ブランド立ち上げの背景について説明した牛尾氏によると、大きな転機になったのは長引いたコロナ禍だったという。以前は客先や帰省先への手土産として箱菓子のような商品がよく出ていたが、コロナ禍以降は、ごはんのお供やお酒のつまみなど、自宅に帰って楽しめる“ちょっと高くてもよいもの・美味しいもの”へとシフトしている傾向があるという。
そのようなニーズの変化に対応するべく、常温の農畜水産品を立ち上げ第1弾として投入。バッグや雑貨については、A-styleで長年培ってきたノウハウを強みと考えて継続していくとのこと。
また、新ブランド立ち上げにあたりnoteを活用した「FINDSメディア」を開設。「FINDS」ストーリーを掲載し、認知度向上を図っていく狙いだ。
「バッグ&トラベル」には、ビジネスアスリート向けの「Athlete(アスリート)」と、トラベルユーザーやスポーツアクティビティの「Traveler(トラベラー)」の2種類がある。
「Athlete(アスリート)」はよく見るとファスナーの引手が飛行機の垂直尾翼の形になっていたりと細かい部分にもこだわりも。
「Traveler(トラベラー)」の商品はどれも容量を拡張できるエクスパンダブル仕様となっていて、快適な旅をサポートしてくれるアイテムだ。
「ライフスタイル(雑貨)」は、日本の「いいモノ」を厳選し、その土地を感じるアイテムが14商品ラインアップしている。生産地は、香川県東かがわ市の香川手袋や東京墨田区の廣田硝子、福井県鯖江市の土直漆器など。すべてがANA FINDSでしか手に入らないものとなっている。
「グルメ(食品)」は、ごはんのお供とお酒のおつまみをコンセプトに、北海道から沖縄まで、その地域の主要原料や、代表する食材を取り入れた商品を発掘したという。食べた人が「今度は現地に行ってみたいな」と思ったり、現地に行ったときに「あの商品の加工前の食材も食べてみたいな」と感じるところにつながっていければとの思いが詰まっている。