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千葉・館山に2つめの道の駅誕生! 開業直前「道の駅 グリーンファーム館山」を見てきた
「のうえんカフェ」が南房総に初出店
2024年2月15日 06:00
- 2024年2月16日 開業
千葉県内で30番目、安房で13番目、館山市内では「道の駅 南房パラダイス」に続き2番目の登録となる道の駅が誕生する。JR舘山駅から国道128号線を東方向に走り、稲交差点を北に曲がってすぐの好立地にあるのが「道の駅 グリーンファーム館山」(千葉県館山市稲274)だ。
グランドオープンは2月16日12時からだが、開業に先駆けて2月9日~2月13日は市民向けにプレオープン。最終日の13日には報道向けにも公開された。
道の駅 グリーンファーム館山
所在地: 千葉県館山市稲274
営業時間: :9時~17時(16時30分L.O.)
※トイレや情報発信コーナーは24時間利用可能
Webサイト: 道の駅グリーンファーム館山
房総半島の先端に位置する館山市は温暖な気候と豊かな自然に恵まれた地域。観光面での魅力だけでなく農水産業も発展しており、その魅力の発信やブランド化などの環境構築、特産加工品の開発などによる「食のまちづくり」に取り組んでいる。この道の駅 グリーンファーム館山もそうした施策の一環で、農業や食の体験型ができる「食と体験のテーマパーク」を目指して開設される一方、地域の観光と農水産業をつなぎ合わせる産業振興の側面も担うことになる。
市内には館山市が運営する「みなとオアシス“渚の駅”たてやま」(千葉県館山市館山1564-1)もあり、海辺や魚にフィーチャーした交流拠点として人気のスポットとなっている。今回、道の駅 グリーンファーム館山がオープンすることにより、海と里山の異なる魅力を備えた2つの拠点が揃うことになる。
農業体験やBBQが楽しめる体験型道の駅
およそ2万2000m2の敷地内にはマーケットやレストランが入る建屋のほか、農業体験が可能な農場を隣接、その2つを結ぶ広い芝生スペースでは牛の乳絞り体験などのイベントを開催する予定となっている。直近では2月16日、17日に牛の乳絞り体験を予定している。こうしたイベントはSNSで発信されるとのことなので、チェックしておきたい。
そのほかにも地元産の野菜などが味わえるバーベキュー(BBQ)エリアを併設する。なお、農業体験やBBQといった屋外のコンテンツは現在準備中とのことで、実際に楽しめるのはもう少し先になりそう。
館内のマーケットスペースには地元の地元産の野菜や果物といった農産物を豊富に用意する。この時期、農産品は端境期となるものの、これからしばらくはイチゴがお勧めとのこと。なお、こうした農産品はつくば分析センターによる「直売所 食の安心認定プログラム」により、残留農薬の検査や店舗の衛生管理といったサポートを受け、「あんしん直売所」の認定を受ける予定となっている。
野菜などの農産物だけでなく、鮮やかな切り花が並んでいるのも房総ならではといった品ぞろえ。そのほか、地元の農産品を使ったお菓子やお酒といった加工品やお土産品なども用意されている。
グルメの面では袖ケ浦の人気レストラン「のうえんカフェ」が南房総地域に初出店し、本店の人気メニューはもちろんジビエを使った限定メニューも用意。テイクアウトコーナーでは「須藤牧場」によるソフトクリームや生シェイク、「TATEYAMA BURGER」ではイノシシ肉を使った「舘山ジビエバーガー」などを楽しめる。また、道の駅の中核となるトイレや大型モニターを備えた情報発信コーナーは24時間オープンとなる。