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ロゴスが秋冬キャンプ用の新製品「2025 LOGOS COLLECTION」発表。初心者でも簡単に設置できる電動エアテントなど注目製品が多数!

LOGOSは「2025 LOGOS COLLECTION」を都内で開催

 アウトドア用品を手掛けるロゴスコーポレーションは、2024年にリリースする秋冬の新作モデルを展示した「2025 LOGOS COLLECTION」を関係者向けに都内で開催した。今回は秋からのアウトドアにマッチする食関連やたき火関連のアイテムのほか、初心者でも設置しやすいテントなどを数多く展示していた。

新製品を年7回に分けて投入するので、話題性をアピールしやすいとのこと
秋キャンプが最近のトレンド
売れ筋商品である冷却アイテムもしっかりとアピール
2025年モデルの販売スケジュール第1弾

超簡単に組み立て可能な電動ポンプ内蔵テントが登場

 最初に紹介するのは電動ポンプを内蔵した2人用テント「Tradcanvas オートエアマジックドームDUO(電動ポンプ内蔵)」。特徴は電動ポンプ内蔵式エアチューブを備えているので、設置時にポンプの取り付けや取り外しを行なう必要がない点だ。スイッチを入れるとわずか90秒で組み立てることができる。充電時間は3時間で、7回分の組み立てが可能だ。充電端子はUSB Type-Cなので汎用性も高い。

Tradcanvas オートエアマジックドームDUO(電動ポンプ内蔵)(6万6000円)
バッテリーの充電端子はUSB Type-Cを採用
スイッチを入れると空気が充填され、90秒で組み上がる
解体時はバルブを取り外す
空気を抜いて折りたたむだけなので撤収も楽々

 わずか2~3分で組み立て可能な「neos PANEL クイックカージョイントスクリーンタープ-BE」は、フリスビードッグ関係者からの要望に応えた復刻製品。復刻モデルとはいえ、各部は現在のスタンダード仕様にブラッシュアップされている。

neos PANEL クイックカージョイントスクリーンタープ-BE(8万8000円)

 Qセットタープ用のサイドウォールとして新しく登場したのは、「木かげメッシュ Qセットタープ用サイドウォール220」と「木かげメッシュ Qセットタープ用サイドウォール270」。名称どおりのメッシュ仕様で、日差しを遮りつつ通気性を確保しているのが特徴だ。

木かげメッシュ Qセットタープ用サイドウォール220(8800円)、木かげメッシュ Qセットタープ用サイドウォール270(9900円)

機能的なエアマットと上質な肌触りのファーシュラフ

 寝具の新製品「サーモテクト コンパクトエアマット」はユニークな製品だ。収納袋が手動式のポンプになり、4回ほど空気を取り入れて押し込めばクッション性の高いエアマットができあがる。マット内部はポリエステル綿が内蔵されているので断熱性に期待できるのもポイントだ。

 同社史上もっともフワフワに仕上がったと紹介されたのは「丸洗いラビットファータッチシュラフ・0」。ウサギの毛皮のような質感はとても上質で、名称に偽りなしだ。裏面は暖かで柔らかいフランネル生地を採用している。

サーモテクト コンパクトエアマット(1万780円)、丸洗いラビットファータッチシュラフ・0(1万3970円)
収納袋がポンプになるアイデア製品
空気を注入している様子
内部にはポリエステル綿が充填されている
手触り感抜群の丸洗いラビットファータッチシュラフ・0

折り畳みテーブルや燃焼効率のよい成形炭が新製品として登場

 たき火関連の新製品も見ていこう。「2WAY囲炉裏タフテーブル」は、耐熱テーブルと囲炉裏テーブルの二通りの使い方ができる製品だ。46×46cmの耐熱テーブルの中心部を外側に開くと、65×65cmの囲炉裏テーブルに早変わり。スペースが空いたセンターに「LOGOS the ピラミッドTAKIBI L」などを設置できる。

2WAY囲炉裏タフテーブル(1万6500円)
囲炉裏テーブルにした状態
耐熱仕様なので中央部に熱源をセットできる

 ヤシガラを利用した成形炭「エコココロゴス・ラウンドDECO 2」は13×3.6cm(直径×高さ)の2個入り、「エコココロゴス・ミニラウンドDECO 6」は7.5×3.6cmの6個入りパック。中央部を凸形状にすることで燃焼効率をアップさせているのが特徴だ。ラウンドDECOが44個入った「エコココロゴス・ラウンドDECO Pro-44」、ミニラウンドDECOが4個入った「エコココロゴス・ミニラウンドDECO 4」もラインアップしている。

エコココロゴス・ラウンドDECO 2(935円)、エコココロゴス・ミニラウンドDECO 6(1320円)
中央部を凸状にすることで空気を取り入れやすくしている

「LOGOS バトニングこん棒」はナタやナイフのブレードの背中で薪を小割りするバトニング用のアイテム。適度な重さに仕上げてあり、使われているアフリカ原産のサベリ(天然木)は木目も美しい。

LOGOS バトニングこん棒(2970円)

「ハンディハイカロリー TAKIBI ストーブグリル」は、組み立て式の二次燃焼構造ストーブ。組み立て式なのでコンパクトに収納できるほか、鉄網を敷いてバーベキューも楽しめる。その横に展示していたのは「LOGOS 簡単藁焼き・わら」だ。前述したTAKIBI ストーブグリルに敷き詰めて焼けば、本格的な藁焼き料理ができる。米が付いているわけではないが、稲藁は南信州産のコシヒカリのもの。

ハンディハイカロリー TAKIBI ストーブグリル(1万3200円)
LOGOS 簡単藁焼き・わら(1980円)

屋外でスチーム料理が楽しめる蒸し器など

 調理アイテムもいくつか新製品を投入する。「LOGOS アウトドア蒸し器」は手軽に蒸し料理が楽しめるアイテムだ。フライパンにもなる下鍋と蒸し器はステンレス製で使い勝手もよい。蒸し器は食材網が付属しているので、材料が付きにくいのも特徴だ。

LOGOS アウトドア蒸し器(6930円)
蒸し器には食材網が付属する
フライパンにもなる下鍋

「LOGOS 折りたたみトング」は、折りたたんでメスキットに収納できるコンパクトなトング。置いた際に先端がテーブルに触れないように、木製ハンドルに突起が設けられているのもポイントだ。

LOGOS 折りたたみトング(2970円)

「エコセラ・2WAY チューブラルグリル M」は、セラミックプレートを備えることで超薄型を実現したグリル。炭の火力に加え、遠赤外線を利用することで調理火力を確保している。脚部は取り外し可能なので、テーブルに置いて卓上グリルとしても使える。

エコセラ・2WAY チューブラルグリル M(1万780円)

プロも使用するヒューマン用アイスパックも注目の製品

 季節を問わず売れ筋上位にランクインするのが冷却アイテム。「氷点下リカバリー・クールアシスト」は、強力保冷剤「氷点下パック」を対人仕様にした製品だ。肌に直接触れる可能性を考慮し、適した温度に改良したそうだ。

「氷点下リカバリー・クールボディタオル」は、冷凍庫で凍結させて使用するアイスタオル。4つのメッシュポケットを備えており、氷点下リカバリー・クールアシストをセットすることで、両脇や首などピンポイントにアイシングできる。こちらの製品のプロ仕様版はラグビーチームの「東京サントリーサンゴリアス」でも使われているとのこと。

氷点下リカバリー・クールアシスト(770円)
氷点下リカバリー・クールボディタオル(3960円)
メッシュポケットを4か所備える
プロチームで使用されている実績もアピールしていた

「サーモテクト 氷点下フォールディングクーラー37」は、保冷性能5日間の37Lサイズのクーラーで、一番の特徴は折りたためること。高さが36.7cmから19.1cmになるので、運搬や収納もしやすい。丸洗い可能で、ボックス時は座ることもできるタフな点もウリだ。

サーモテクト 氷点下フォールディングクーラー37(2万9700円)

マルカとコラボした直火対応の湯たんぽなど

 同社が発売する新製品はまだまだあるが、ここでは目についた4つの製品を紹介する。「LOGOS×マルカ 湯たんぽ600ml(オリジナルカバー付き)」と「LOGOS×マルカ 湯たんぽ2.5L(オリジナルカバー付き)」は、マルカとのコラボ商品で直火で温められるのが特徴だ。

「野電 ボディエアコン・冷風2WAYポーチ」は、ベルト装着と首掛けが可能なコンパクトクーラー。「野電 電動エスプレッソメーカー」は、挽いた豆から抽出する方法と市販のカプセルから抽出する方法に対応した携帯型エスプレッソマシンだ。「LOGOS クリップ人感センサーライト」は、人を感知して点灯するコンパクトなライトで、磁石付きのクリップでさまざまな場所に設置できる。防犯グッズとしても使えそうだ。

LOGOS×マルカ 湯たんぽ2.5L(オリジナルカバー付き)(4950円)、LOGOS×マルカ 湯たんぽ600ml(オリジナルカバー付き)(4400円)
野電 ボディエアコン・冷風2WAYポーチ(9900円)
野電 電動エスプレッソメーカー(1万780円)
LOGOS クリップ人感センサーライト(3300円)

 なお、仕様や価格は2024年1月時点の情報のため、変更、および発売延期・中止になる場合がある。