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マリオット「東京エディション銀座」開業。スイート含む全86室のラグジュアリーホテル

2023年12月12日 発表

「東京エディション銀座」開業

 マリオット・インターナショナル ジャパンは、「東京エディション銀座」(東京都中央区銀座2-8-13)を開業した。

 日本初のエディションホテル「東京エディション虎ノ門」に続く第2号店となり、エディションブランドを手掛けるイアン・シュレーガー氏と建築家・隈研吾氏によるデザイン。館内には、和のテイストを取り入れたモダンブラッスリーや、日本で唯一のパンチにフォーカスしたカクテルバー、銀座初のナチュラルワインバーなどを擁する。

 14階建てのタワーに、独立リビングを備えた10室のスイートを含む、全86室の客室を設ける。室内はウォールナット材の床と壁に、トラバーチンやクリーム色のレザーを使ったカスタムメイドの家具を配し、バスルームにはグリーンマーブルの洗面台とクロムの水栓も配置。白色のシグネチャーフェイクファースローや丸山サヤカとTakay Photographyによるアートも設置している。宿泊料金は1泊1室12万円~。

 ロビーは通りに面した2階までの吹き抜け。エディションを象徴する「Lobby Bar」がホテルの中心にあり、地元のロースタリーのコーヒーやペストリー、フレッシュプレスジュースのほか、朝食も味わえる。

 またロビー2階にある「Punch Room」はムーディな空間のラウンジバーとなっており、19世紀のロンドンのプライベート・クラブで使われていたパンチのレシピを日本風にアレンジしたメニューを展開。地元のスピリッツや日本酒、緑茶など国産の素材、世界各地から取り寄せたスパイスを使い、銀のパンチボウルにレードルを添えたシェアラブルカクテルなどを提供する。

 さらに2024年初頭からアフタヌーンティーも開始。グリーンティー柚子パロマや抹茶インフューズド クラリファイドミルクパンチなどのティーパンチを、日本のフルーツを生かしたスイーツやセイボリー、パフェとともに楽しめるという。

 14階に位置するダイニング「Sophie at EDITION」では朝食からランチ、ディナーまで利用でき、地元の小規模農家から仕入れる食材を使ったブラッスリー風のカジュアルなメニューを味わえる。15階には銀座初のナチュラルワインバー「The Roof」も設けている。