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神宮外苑地区の再開発、ホテル併設のスポーツ拠点整備など

2023年2月17日 認可

東京都は神宮外苑地区第1種市街地再開発事業の個人施行を認可した

 東京都は、都市再開発法第7条の9第1項の規定に基づき、神宮外苑地区第一種市街地再開発事業の個人施行を認可した。

 同地区の市街地再開発事業の施行により、土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を行なうとともに、地域の賑わい形成や歩行者の利便性向上、安全性・回遊性の確保、防災性の工場や環境負荷の定見を図る。

施設用途

ラグビー場棟: ラグビー場、店舗、文化交流施設、駐車場など
複合棟A: 事務所、店舗、ロビー、多目的室、駐車場など
複合棟B: サービスアパートメント、室内球技場、駐車場など
複合棟C: 事務所、ロビーなど
事務所棟: 事務所、店舗、ロビー、駐車場など
ホテル併設野球場棟: 野球場諸室、観客席、宿泊施設、ロビー、駐車場など
文化交流施設棟: 事務所、店舗

スポーツ拠点の整備や沿道での多様な都市機能の導入による賑わい形成

 地区内のスポーツ施設等の建替えを促進し、国立競技場とも連携しながら国内外から多くの人が訪れるスポーツ拠点を整備する。また、青山通り等の沿道には、業務、商業、文化、交流等の都市機能の導入を図り、魅力ある複合市街地の形成を図る。

歩行者ネットワークの整備による利便性、安全性及び回遊性の確保

 地区内と地下鉄外苑前駅を結ぶ地下通路等や不足している東西方向の歩行者動線を整備するとともに、一部にはデッキを設けて園内の歩車分離を図り、歩行者の利便性、安全性及び回遊性を確保する。

老朽化したスポーツ施設の更新等による防災性の向上及び環境負荷の低減

 老朽化したスポーツ施設等の更新と都市計画公園の再編整備を通じて、広域避難場所にふさわしい防災性の向上を図る。今後の技術開発の進展を踏まえた新たな省エネ技術の積極的な導入等を含めて検討し、更なるCO2の排出削減、省エネルギー化に貢献する。

位置図
計画概要
配置図・断面イメージ