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ロゴスの秋冬キャンプ新製品、展示会で一足先に見てきました! 炎と光にこだわったかわいいアイテム多数。新作テント・調理器具も

「2024 LOGOS COLLECTION」発表

LOGOSは「2024 LOGOS COLLECTION」を都内で開催

 アウトドア用品を手掛けるロゴスコーポレーションは、今年リリースする秋冬モデルを展示した「2024 LOGOS COLLECTION」をショップ関係者やメディア向けに都内で開催した。

 今回は食欲の秋にピッタリな調理関連の新製品を数多く揃え、秋の夜長を楽しめる、炎(たき火)と光(ランタン)にもこだわったアイテムもラインアップしている。そのほか、秋冬を含めたオールシーズンで活躍するクーラーボックスやチェアの新作、LOGOSのオリジナルキャラクター「Narisumushi(なりすむし)」柄のキャンプ用品など、同社らしい盛りだくさんの内容だ。

 今回展示された製品は、先行分が7月上旬、第1弾が8月下旬、第2弾が10月上旬に販売される予定だ。なお、展示会は感染予防対策を行なったうえ、完全事前予約制、人数制限ありで開催された。

 キャンプのメインシーズンは従来なら夏だが、昨今ではコロナの影響もあり、オールシーズンでアウトドアを楽しむ人が増え、特に9月と10月の秋シーズンに出かけている人が多いとの調査結果が出ている。展示会の入口にはそのようなトレンドと、オールシーズンで売れる保冷剤「氷点下パック」(同社の製品で一番よく売れている)とクーラーバックの紹介、売場で好評の製品体験コーナー導入の案内がディスプレイされていた。

夏場はともかく、今は9月にキャンプに行く人が増えている
オールシーズンで売れる保冷剤
体験コーナーを設置することで売上アップ
実際にお湯を入れた状態の湯たんぽが置かれていた

オートキャンプで便利なテントの新製品

 テントもいくつか展示されていたが、実際にクルマとともに展示されていた「Tradcanvas エアマジック カーサイド」は注目の製品。

 クルマと連結して使用できるエアチューブ式シェルターで、小型ミニバンや軽バンの後方をすっぽりと覆うように連結することで、雨が降っても濡れることなくキャンプを楽しめる。大型バンの場合は2列目シート側に連結する。組み立ては空気を注入するタイプなので、付属のエアポンプを使えば約70秒ほどで完了する。

Tradcanvas エアマジック カーサイド(10万8000円)
会場ではトヨタのシエンタを使って展示していた
エアポンプが付属する

「グランベーシック Tepee タープセット」は390×290cmの広さが自慢。流線型のデザインは耐風性に優れ、側面が立ち上がっていることから内部空間は圧迫感を感じさせないようになっている。後方と側面にはジッパーが取り付けられており、必要に応じて開閉できるようになっているのもポイント。

 一式セットなので、フライシートやセンターポールなどのタープ部分に加え、収納バッグ、ペグ、ハンマーなど設置に必要な小物も付属している。

グランベーシック Tepee タープセット(5万8850円)

収納性が高く、あると便利な調理器具が目白押し

 LOGOSの強みの一つは豊富な品揃え。調理器具や食器も「こんなものがあればいいなぁ」と思うような製品が次々に登場している。

「LOGOS クラシコホーロー」シリーズは、スープボウルやサラダプレート、シェラカップやマグカップなどをラインアップしており、ガラス質でコーティングするホーロー仕上げにすることで、耐熱性や耐久性に優れているのが特徴だ。しかもニオイも付きにくいので、料理の種別に関係なく使えるのもポイント。落ち着く色合いとレトロ感を感じさせるロゴデザインも多くの人に好まれそうだ。

LOGOS クラシコホーロースープボウル(ブルー)(1870円)、LOGOS クラシコホーロースモールプレート(ブルー)(1650円)、LOGOS クラシコホーロープレート(ブルー)(2475円)、LOGOS クラシコホーローサラダプレート(ブルー)(1870円)、LOGOS クラシコホーロースタンダードマグ(ブルー)(1430円)、LOGOS クラシコホーローシェラカップ(ブルー)(3960円)

 こだわりのヘラ絞り加工で製造された日本製の「LOGOS 鉄の職人」シリーズも新製品を投入する。

「LOGOS 鉄の職人中華鍋」は、内径23cm、深さ7cmと使い勝手と収納性を考慮した大きさに設計しており、柄が外れるので持ち運びしやすいのも特徴だ。同時発売の「LOGOS 鉄の職人中華お玉」も柄が外れて半分ほどの長さにできる。

「LOGOS 鉄の職人たき火パン 24」は、柄の長さが約22cmあるので手を遠ざけることができ、たき火の上でも調理がしやすい。「LOGOS 鉄の職人グリルパン・13用リットプレート」「LOGOS 鉄の職人グリルパン・20用リットプレート」は、すでに販売されているLOGOS 鉄の職人グリルパン用の鉄蓋で、蓋の上に炭を置くことで上下から火を通したり、そのまま調理鉄板としても使える道具だ。「LOGOS 鉄の職人シェラリッドプレート」は、LOGOS シェラカップにピッタリ合うよう設計されている。

LOGOS 鉄の職人中華鍋(8800円)、LOGOS 鉄の職人中華お玉(3190円)
LOGOS 鉄の職人たき火パン 24(7920円)
LOGOS 鉄の職人グリルパン・13用リットプレート(3190円)、LOGOS 鉄の職人グリルパン・20用リットプレート(4290円)、LOGOS 鉄の職人シェラリッドプレート(3465円)

 LOGOS 鉄の職人シリーズ以外にも便利そうなアイテムが数多く展示されていた。

「LOGOS×萬古焼 楓印・ダッチオーブン」は、三重県の伝統産業の1つである“萬古焼”で作られたダッチオーブン。素材が鋳鉄ではなく焼き物なので、重さが約1.4kgと扱いやすいのが魅力だ。

「ネストWステンタンブラー 3」は、S・M・Lサイズのステンレス製タンブラーが3種類セットになったもので、重ねて収納できるので持ち運びに便利。「マッコリステンカップ」シリーズは、マッコリなどお酒を入れるためのカップだがいろいろな使い方ができ、調理補助や盛り付け、そのまま火にかけて料理もできる。S・M・Lサイズをラインアップ。

「LOGOS シザーナイフ」は、汎用性の高いハサミだが、分解すればキッチンナイフとしても使用可能で、隅々まで洗えるので衛生的に使える。「ステンメスキットクッカー」は、ステンレス製で耐久性に優れており、フタは仕切り皿になっているので盛り付けにもそのまま使えるメスキット。持ち手を折りたためるので持ち運びは楽だし、汎用性が高いので、ソロキャンパーにはとても便利なアイテムだ。

 1つあるとキャンプの質が一段高くなるのが「ワインキープホルダー」で、断熱性と耐衝撃性を備えているので、適度な温度でボトルを安心して持ち運べる。

LOGOS×萬古焼 楓印・ダッチオーブン(1万1990円)
ネストWステンタンブラー 3(3960円)
マッコリステンカップ・S(880円)、マッコリステンカップ・M(990円)、マッコリステンカップ・L(1265円)
LOGOS シザーナイフ(4290円)
ステンメスキットクッカー(3960円)
ワインキープホルダー(2750円)

オシャレな照明から実用的なたき火台まで多くの新製品が登場!

 キャンプの夜には欠かせないランタンやたき火用アイテムなど、明かりに関する製品も多数展示されていた。

「TOMOSHIBI」は、ポールにLEDランタンなどを吊るすためのカラビナやベルト、筒状の本体で構成されている。吊るされたランタンから漏れる光がレース生地を通して幻想的な明かりを演出する。

「キラメキまきまきソーラーライト」は、約5.4mのコードに10個のLEDライトを配置した製品で、テントまわりなどを楽しげな雰囲気にしてくれる。点灯モードは「ゆらめき」「レインボー」「サウンドリアクト」などを搭載し、シーンに合わせて選べる。バッテリーは8時間点灯可能な性能を持ち、USB(Type-C)または太陽光によって充電できる。

TOMOSHIBI(7920円)
ベルトに通したカラビナでランタンを吊るす
ポールがあればどのテントでも使える
キラメキまきまきソーラーライト(7700円)
ソーラーパネルを備えた本体。コードを収納してランタンとしても使える
スペックなどの詳細

 ほのかな光がリラックスさせてくれるキャンドル関連の製品もラインアップしている。

「LOGOS グラスキャンドル」は、明かりが放射状にキレイに伸びるようカッティングが施されたガラス製の器。3時間燃焼する「LOGOS クリアキャンドル」にピッタリの大きさだ。「LOGOS キャンドルカップ」は、半透明のカップに水を入れ、浮かぶキャンドルをセットしてゆらめく光を楽しむアイテムだ。水に浮かべて使用できる「LOGOS フロートキャンドル」を使えば、こちらも3時間ほどキャンドルライトを楽しめる。

「キャンドルスタンド(friends)」と「キャンドルスタンド(flower)」は、ステンレス製のかわいらしいデザインのキャンドル置きで、女性や子供に人気が出そう。明かり関連のアイテムではないが、「LOGOS 蚊取り・2 ロールハウス」は家の形をした蚊取り線香置きで、実用性とデザイン性を兼ね備えている。

LOGOS グラスキャンドル(3520円)
LOGOS キャンドルカップ(2750円)、LOGOS クリアキャンドル(4pcs)(2420円)
LOGOS フロートキャンドル(6pcs)(1980円)
キャンドルスタンド(friends)(2970円)
キャンドルスタンド(flower)(2750円)
LOGOS 蚊取り・2 ロールハウス(3960円)

 たき火関連の製品では、コンパクトに収納できる「たためるハイカロリーストーブ」、燃焼効率が抜群の「コンパクトハイカロリー TAKIBI」、小型ながらも火の粉が飛び散りにくい「mini たき火ストーブ」が目に付いた。

 また、開口部にピラミッド TAKIBI XLを設置できる「イージーステン囲炉裏テーブル」は、ステンレス製でしっかりとした作りでありながらササッと折りたためる構造になっており、簡単に組み立てと収納ができるのでとても便利そうだった。

たためるハイカロリーストーブ(9790円)
分解できるのでここまでコンパクトになる
コンパクトハイカロリー TAKIBI(1万4800円)
mini たき火ストーブ(3万4650円)
イージーステン囲炉裏テーブル(4万9500円)
折りたたむ前の状態
天板裏のストッパーを外す
接合部が可動式になっているので簡単に折りたためる

気軽に持ち運べてリラックスできるイスも重要アイテム

 快適なイスがあるとキャンプ場でもゆったりくつろげる。今回、新製品として展示していたのは、軽量で剛性の高いマグネシウム合金を用い、耐荷重160kgを実現した「プレミアム MG ディレクターチェア」、ワイドでハイバックの背もたれが3段階でリクライニングする「グランベーシック リクライニングチェア」、背もたれを無段階で調整できる「LOGOS テスリンリクライナー・コンパクト」、見栄えのよいクロスベルト仕様だが沈み込まない座り心地が自慢の「クロスベルト ハイバックチェア」と「クロスベルト ローチェア」、ロッキングチェアだが前傾姿勢を取りやすく設計された「Tradcanvas スウィングあぐらチェア」だ。これらを使えば、大自然のなかでゆったりとした優雅な時間を楽しめそうだ。

プレミアム MG ディレクターチェア(2万1780円)
グランベーシック リクライニングチェア(4万9500円)
LOGOS テスリンリクライナー・コンパクト(2万2000円)
クロスベルト ハイバックチェア(1万890円)
クロスベルト ローチェア(9900円)
Tradcanvas スウィングあぐらチェア(1万3970円)

LOGOSのキャラクター「Narisumushi」のショートアニメが公開

 最後に、LOGOSのオリジナルキャラクターである「Narisumushi(なりすむし)」を紹介しよう。

 NarisumushiはLOGOSのアイテムに“なりすまし”ている虫や生き物たちが主人公で、キャンプ場にきた家族のお手伝いをしてくれるという設定になっている。

 キャラクター入りのサンシェードやランチバッグ、タイニーチェアなど2023年モデルが続々とこの春に発売されるが、このほかにも活躍する場面が増えるとのこと。その1つが、LOGOSの公式YouTubeチャンネルで2月9日に公開予定のショートアニメだ。制作は「世界名作劇場」などを手掛けた日本アニメーションが担当する。独特な世界観を気軽に楽しめそうなので、興味ある人はチェックしてもらいたい。

Narisumushiを紹介しているコーナー
ハチやカタツムリ、カメなどのかわいらしい生き物が、テントなどのキャンプ用品に扮している
YouTubeで公開されるショートアニメは日本アニメーションが制作している

 今回発表された2024モデルは、先行販売アイテムは一足早く6月15日より予約受付を開始し、6月29日より販売される予定だ。

 その後、2回目の新製品リリースは8月10日予約開始、8月24日販売開始となり、3回目の新製品リリースでは9月28日予約開始、10月12日販売開始、4回目の新製品リリースでは11月22日予約開始、12月7日販売開始のスケジュールとなっている。

 なお、仕様や価格は2023年1月時点の情報のため、変更、および発売延期・中止になる場合があることも了承されたい。