ニュース

よみうりランドに隣接する「TOKYO GIANTS TOWN」。球場から直接行ける水族館を併設

2023年1月 発表

よみうりランドに隣接するエリアに「TOKYO GIANTS TOWN」を建設する

 読売新聞と読売巨人軍、よみうりランドは、東京都稲城市のよみうりランド遊園地に隣接するエリアで「TOKYO GIANTS TOWN(東京ジャイアンツタウン)」を計画している。

 読売ジャイアンツがかつて鍛錬の場としていた多摩川グラウンドは、近隣の人々がふらりと立ち寄り、未来のスター選手に気軽に声をかけられる集いと交流の場だったという。東京ジャイアンツタウンでは、命を育み次世代に伝える水族館と一体型の球場を建設するとともに、周辺に飲食やスポーツ関連施設なども設ける。

 中心となる新球場は、関東平野を見渡す多摩丘陵に位置するスタジアムで、レフトスタンドの後方に水中回廊を備えた水族館を併設。芝生石が広がる外野席からコンコースを通って水族館へ行くことができる。

 また、敷地外からでもスタンドの賑わいを感じられる設計としており、試合や貸出のない日は場内を1周できるコンコースを一般に開放する。サブグラウンドは付近の幼稚園/保育園の散歩コースや運動会などにも提供し、お祭りやイベントなどコミュニティ形成の場としても活用する。さらに将来的には、球団が子供たちに野球を指導する「ジャイアンツアカデミー」の拠点の1つとすることを目指す。

TOKYO GIANTS TOWN

敷地面積: 計約7万6000m2
新規施設: 新GIANTS球場(メイングラウンド、サブグラウンド)、水族館、スポーツ関連施設、飲食施設、駐車場
アクセス: 京王よみうりランド駅から徒歩約15分(シャトルバス運行予定)

全景
新GIANTS球場
水中回廊