沖縄のレンタカー不足、モノレール・バス・自転車など代替手段を紹介。レンタカーなしで特典が付く限定宿泊プランも

沖縄県は観光情報Webサイト「おきなわ物語」でレンタカー以外の移動方法を紹介している

　沖縄県とOCVB（沖縄観光コンベンションビューロー）は、観光情報Webサイト「おきなわ物語」で、レンタカーだけに頼らない移動手段に関する情報発信を行なっている。

　沖縄ではコロナ禍のレンタカー各社の減車措置などにより、観光客の回復に反してレンタカーを予約できないといった需給のミスマッチが発生している。そこで県とOCVBでは、モノレールやバス、タクシー、自転車など代替移動手段やモデルコースを紹介するほか、レンタカーを使わないことで特典を得られる限定宿泊プランを用意するといった取り組みを行なった。

　その結果、2022年1月～9月のページ閲覧回数は12万7946回で、閲覧属性は20代～40代が95％以上、女性が8割以上だった。レンタカー需要が高まると見込まれていた2022年のゴールデンウィークや夏季シーズンだけでなく、秋以降も閲覧・予約が継続しているという。また、レンタカーを積極的に利用する層以外にも、免許を持っていない人や運転に不安がある人など、レンタカーを利用しないことが沖縄旅行のハードルとなっている人にも有効な情報だったなどの声があったという。

レンタカーを使わない宿泊プランの例