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イタリア政府観光局、入国に関する最新情報。6月からワクチン接種証明不要に

2022年6月1日 発表

イタリア入国に際して6月よりワクチン接種証明書などの提示が不要になった

 イタリア政府観光局は6月1日、コロナ禍におけるイタリア入国に関する情報を更新し、これまで必要だったワクチン接種証明書などの書類提示が解除されたことを発表した。今後、90日以内の観光を目的として日本からイタリアへ入国する際に必要なものはパスポートのみとなる。

 イタリア保健省の情報に基づくと、これまでワクチン接種証明書・陰性証明書・治癒証明書のうちいずれか1つの(英文)書類提示が入国条件として定められていた。しかし、6月1日以降は入国時および、交通機関やバール、レストラン、店舗、博物館・美術館、劇場、映画館、スタジオ、ジム、温泉施設といった国内の各スポットでも書類提示する必要がなくなり、自由に観光できるという。

 ただし、6月15日までは特定場所でのFFP2マスクの着用が義務付けられている。主な場所は、搭乗飛行機内、高速鉄道、州間の船舶、定期運行バスなどの公共交通機関のほか、劇場、コンサートホール、映画館、娯楽施設、ライブホール、屋内でのスポーツイベント時など。前述以外にも、飲食店などの人が混み合う環境ではマスク着用が強く推奨されている。

 なお、各種証明書の提示は利用する航空会社・経路により条件が異なり、事前確認が必要。また、6月1日以降の日本帰国時に関する詳しい条件は厚生労働省のホームページに記載されている。