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東京の満開は3月28日。ウェザーニューズ、2022年「第七回桜開花予想」

2022年3月23日 発表

各都市の桜開花予想

 ウェザーニューズは3月23日、「第七回桜開花予想」を発表した。

 2022年の桜の開花は、平年並み~早いところが多く、北海道では平年より早く、1週間以上早いところがある。記録的な早さで開花した昨年と比べると遅くなる。3月17日に福岡で桜が開花し、20日には東京でも開花を迎えた。先週1週間は平年より高い気温で経過し、4月並みの暖かさとなった日もあったことで、桜のつぼみが早いスピードで生長している。この先1週間は片気が周期的に変化するが、気温は平年より高い予想。このため、西日本や東日本では今週開花するところが多く、すでに開花したところでは花が先進む見通し。

名所の桜開花予想
桜のつぼみ調査

 桜前線は3月中に北陸まで北上し、4月上旬からは東北でも咲き始める。北海道には4月下旬に桜前線が上陸し、札幌では4月23日に開花する予想となっている。開花から1週間~10日ほどで満開を迎え、東京では3月28日、大阪では31日、名古屋では4月1日に満開となる見込み。

「第六回桜開花予想」からの変化点としては、「全国つぼみ調査」の結果から、つぼみの生長スピードが早い大阪や徳島、新潟で1~2日開花予想日を早め、つぼみの生長がややゆっくり進んでいる山陰や千葉、茨城、長野で2~3日開花予想日を遅らせた。また、東北北部では、3月前半の気温経過から開花予想日を2~3日遅らせた。

「全国つぼみ調査」の結果、つぼみの生長は、記録的な早さで開花した昨年よりはやや遅いペースながら、先週から大幅に進んだことがわかった。この1週間は、高気圧と低気圧が交互に通過し、晴れた日4が津波の暖かさとなったことで、つぼみの生長が一気に進んだ。西日本や東日本では、花びらが見えたつぼみや花の軸が伸びきったつぼみの割合が大幅に増え、開花の報告も届いている。

各都市の開花予想日
名所の開花予想日