北海道小樽市のタクシー運賃値上げ。24年ぶり改定。3月10日から

国土交通省 北海道運輸局が小樽市（札幌B地区）のタクシー新運賃を公示

　国土交通省 北海道運輸局は2月4日、小樽市（札幌B地区）の事業者から要請が提出されていたタクシー運賃改定について、新運賃を公示した。

　小樽市のタクシー運賃改定については、2021年10月までに同地域における法人タクシー事業者（8事業者）すべてから要請があり、法の定める7割以上の事業者の要件を満たしたことで改定手続きに着手。

　新運賃は3月10日から適用。改定率は13.15％で、現在は小型車が1.4kmまで560円・303mごとに80円、中型車が1.4kmまで580円・272mごとに90円の運賃となっているところ、小型車と中型車の区分を「普通車」として統合したうえで、初乗り運賃（1.4kmまで）の上限を630円、加算運賃（266mごと）の上限を80円に改定する。

運賃改定の概要

3月10日からの新公定幅運賃表