ニュース

西九州新幹線開業後の並行在来線 肥前山口~諫早間の鉄道事業許可。上下分離方式で運行へ

2022年1月31日 発表

西九州新幹線開業後の、JR長崎本線 肥前山口~諫早間の鉄道事業を許可

 国土交通省は1月31日、西九州新幹線開業後のJR長崎本線 肥前山口~諫早間の上下分離方式による鉄道事業許可申請に対し、同日付で許可したことを発表した。

 2022年秋に開業を予定している西九州新幹線 武雄温泉~長崎間の開業後、JR長崎本線の肥前山口~諫早間(延長60.8km)について上下分離方式を導入することから佐賀県、長崎県、JR九州(九州旅客鉄道)などで合意されており、2021年8月に申請がなされていたもの。

 現在同区間においては、JR九州が第一種鉄道事業者として認可されているが、西九州新幹線開業と同時に、JR九州が運行と車両の保有を担う第二種鉄道事業者、佐賀・長崎鉄道管理センターが鉄道施設と土地を保有する第三種鉄道事業者として鉄道事業を開始し、JR九州は23年間運行を維持することになる。