都城志布志道路 乙房IC～横市IC間が3月12日に開通。志布志港～宮崎道/都城間の所要時間さらに短縮

都城志布志道路 乙房IC～横市IC間が3月12日に開通する

　国土交通省 九州地方整備局 宮崎河川国道事務所は1月28日、都城志布志道路 乙房IC（インターチェンジ）～横市IC間、延長約3kmを3月12日に暫定2車線開通することを発表した。

　都城志布志道路の延長約40kmのうち、横市IC～志布志IC間は2020年度までに開通しており、新たに宮崎自動車道（E10）/都城市寄りへ延伸する格好となる。これまで仮称とされていたIC名称についても「乙房IC」と正式に決定した。

　今回の開通により、志布志港～宮崎道 都城IC間の所要時間は約5分短縮。都城志布志道路が未整備だったころに比べ約13分の短縮が図れると試算されており、物流などの産業活性化のほか、並行する国道10号の渋滞緩和や災害時のネットワーク確保に期待が寄せられている。

　なお、都城～志布志間で未開通となる乙房IC～都城間については、2021年に着工し、2024年度に開通するとの見通しが示されている（関連記事「都城志布志道路 宮崎道～東九州道間が2024年度開通へ。都城IC～乙房IC（仮称）全区間着工」）。

位置図

開通区間断面図

整備効果