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小田急、ロマンスカー貸切の特別列車「令和版 走る喫茶室」。120名限定で3月5日運行

2022年1月20日 発表

小田急は特急ロマンスカー・GSE(70000形)車両を貸切にした特別列車「令和版 走る喫茶室」を3月5日に運行する

 小田急(小田急電鉄)は、特急ロマンスカー・GSE(70000形)車両を貸切にした特別列車「令和版 走る喫茶室」を3月5日に運行する。

 1949年から提供していたシートサービス「走る喫茶室」を、GSE車両で楽しめる企画。走る喫茶室でも協働した日東紅茶(三井農林)の協力で実施する。

 列車は新宿駅から小田原駅までを、沿線の手作り和洋菓子店「成城風月堂」や、小田急百貨店に出店するチョコレートブランド「ヴィタメール」のスイーツに合う、日東紅茶オリジナルティーを提供。乗務員が客席まで届け、GSEが搭載する高音質の音響設備を活用したBGMとともに楽しめる。また、目的地である小田原駅への到着が近づいた際には、小田原あんこを用いた最中と足柄茶を提供するほか、小田原城天守閣入場割引券やパンフレットを配布する。

 このほか、三井農林のWebサイトに登録した人にプレゼントを用意するほか、こだわり抜いた原料と技術から生み出されるボトルドティー「Cold Brew Tea」の豪華なプレゼントを抽選で提供する企画なども実施する。

 実施日の3月5日は、新宿駅に11時30分に集合し、12時30分~14時30分の時間帯に乗車。15時ごろに小田原駅で解散の見込み。専用Webサイトで予約受付を開始しており、120名を募集している。料金はOPクレジット会員は4800円、会員以外は5100円。

シートサービス「走る喫茶室」提供当時のロマンスカー車内の様子