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ウェザーニューズ、今冬の降雪量は東~西日本の日本海側で多くなる可能性。ピークは広範囲で1月後半

2021年11月25日 発表

2021年12月~2022年3月にかけての降雪傾向

 ウェザーニューズは、2021年~2022年にかけての冬の降雪傾向について、ラニーニャ現象の影響で東日本~西日本の日本海側で平年並みか多くなるとの予想を発表した。

 ラニーニャ現象の影響で偏西風が日本付近で南に蛇行し、西日本を中心に寒気の流れ込みやすい時期があるという。雪のピークは広範囲で1月後半の予想で、強い寒気が南下したタイミングでは山陰を中心に大雪となり、濃尾平野や京阪神、瀬戸内でも積雪のおそれがある見込み。また、1月後半からは南岸低気圧の影響で関東甲信の平野部でも積雪のおそれがあり、交通機関に影響が生じる可能性がある。

ラニーニャ現象の影響で偏西風が日本付近で南に蛇行し、西日本を中心に寒気の流れ込みやすい時期があるという

 北日本は冬型の気圧配置が強まる時期があるものの、全般に寒気の流れ込みは平年より弱い予想。低気圧の影響でまとまった雪が降る日もあるとみられ、降雪量は平年並となる。

 また今冬は西回りで強い寒気が流れ込む時期があり、西日本の太平洋側でも平野部で積雪する日がある見込みとなっている。

エリアごとの降雪傾向