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JR東日本/北海道、「新幹線オフィス車両」運行。Wi-Fiレンタルやテレワーク支援ツールも

東北・北海道・上越・北陸新幹線の8号車

2021年11月22日 運行開始

JR東日本とJR北海道は「新幹線オフィス車両」を運行する

 JR東日本(東日本旅客鉄道)とJR北海道(北海道旅客鉄道)は、「新幹線オフィス車両」の運行を11月22日に開始する。

 対象列車は、東北・北海道・上越・北陸新幹線(こまち/つばさ/つるぎを除く)全列車、全区間の8号車。対象列車の乗車に必要な乗車券・新幹線特急券などを持っている人が利用できる。追加料金は不要。座席指定はないが、A・C・E席の利用を推奨している。

 なお一部列車では、12月1日から専任アテンダントによるリモートワーク支援ツールを無料で貸し出す。ツールは車内リーフレットのQRコードから購入も可能。パナソニック システムソリューションズ ジャパンの「WEAR SPACE」やエプソン販売の「スマートグラス」、ドッツアンドラインズの「折り畳み式間仕切り」をラインアップしており、今後も随時更新する。

 また12月1日からは、Wi-Fiルーターを1回200円で貸し出す。2022年1月以降は、東北新幹線(はやぶさ)にも貸出サービスを順次拡大する予定。東京駅では、モバイルバッテリーレンタルサービス「充レン」も設置する。

リモートワーク支援ツール貸出対象列車

 12月1日~2022年2月28日の期間は、「STATION BOOTH」や「BECK’S COFFEE SHOP」のサブスクリプションサービスも展開する。さらに、新幹線オフィス車両利用者限定で、「朝の茶事 すっきり抹茶入り525mL(コールド)」1本と交換できるキャンペーンコードをプレゼント。また「アキュア メンバーズ」会員となり、初めてアキュアパスと連携すると、好きなドリンク1本と交換できるアキュアポイント30ポイントが受け取れる。

 このほか、12月1日~2022年2月28日に新幹線オフィス車両を利用し、かつ対象区間(同一路線)を期間中に合計7回以上利用すると、抽選で700名にJRE POINT 1万ポイントを還元するキャンペーンも行なう。