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民間主導のワクチンパスポートアプリ「ワクパス」。提示でアパホテルやHISなど賛同企業の優待

2021年10月6日 発表

メディカルチェック推進機構とICheckが「ワクパス」を発表した

【11月10日追記】iOS版の提供が始まりました。

 メディカルチェック推進機構とICheckは10月6日、ワクチン接種記録アプリ「ワクパス」を発表した。

 スマートフォンアプリを使って新型コロナウイルスワクチンの接種証明をデジタル化するもので、アプリ画面を提示することで、賛同企業からの特典を受けることができる仕組み。

 賛同企業にはアパホテルやHIS、JT(日本たばこ産業)、かっぱ寿司、サンワサプライ、鹿島アントラーズなどが名を連ねており、例えばアパホテルでは、ワクパスの提示で通常より1時間遅いチェックアウトを無償提供するという。そのほかの優待については今後公開していく。

 プラットフォームはAndroid/iOS。当初発表当日の提供開始を予定していたが、審査に時間がかかっており、近日中の公開見込みとのこと。

ワクパスの概要

 発表会に登壇したICheck 取締役の山口慶剛氏は、ワクパスを「民間主導のワクチンパスポート」で、さらなるワクチン接種を後押しして感染拡大を防ぎ、経済活動の平常化に資するべく提供するものと説明。今後は、ワクチン3回目のブースター摂取推進や海外渡航時のトラベルパスなどとの連携も視野に入れており、政府主導のワクチンパスポートとも連携していきたいと話した。

ICheck株式会社 取締役 山口慶剛氏