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セイコー、1964年のストップウォッチに範をとる「スピードタイマー」数量限定など3種
2021年9月29日 15:38
- 2021年11月6日 発売
セイコーウオッチは、新コレクション「SPEEDTIMER(スピードタイマー)」を11月6日に発売する。
同社は1964年の東京オリンピックでストップ・スタート・ストップ機構に「ハートカム」を搭載したストップウォッチを導入し、それまで不可能とされていた0.01秒単位の高精度な計時を実現した。「SPEEDTIMER」は、このストップウォッチの設計思想やデザインを受け継ぎ、数量限定モデル/レギュラーモデル/ソーラーモデルとして展開する。
セイコー プロスペックス SPEEDTIMER メカニカルクロノグラフ Limited Edition(世界限定1000本、35万2000円)
クロノグラフ秒針は、ダイヤル外周のタキメーター目盛りまで届く長さを確保し、先端をダイヤル側に曲げることで目盛りと距離を限界まで近づけた。当時のストップウォッチに範をとり、プッシュボタンは押しやすく、りゅうずは引き出しやすい形状を目指している。これに加え、新たなメタルブレスレットを開発した。
シースルーバックの裏からは、新たなメカニカルクロノグラフムーブメント「キャリバー8R46」が顔を覗かせる。垂直クラッチに加え、確実な操作感や安定した動作を実現するコラムホイールなど、「1969 スピードタイマー」から受け継がれた技術をさらに進化させて搭載した。
オフホワイトのワンポイントステッチ入りカーフストラップが付属。ストラップの裏側には、縫い目を隠す「コンシール加工」を施した。
セイコー プロスペックス SPEEDTIMER メカニカルクロノグラフ(33万円)
限定モデルと同じムーブメントやブレスレットを搭載。1964年に国産初のクロノグラフとして登場した「クラウンクロノグラフ」からインスピレーションを受け、シャープな形状の時分針、インデックスやチャコールグレー色のダイヤル、ストップウォッチ機能の操作に用いるハンマー型のプッシュボタンを備える。