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「セイコー プロスペックス」から日本の伝統技法によるファブリックストラップのダイバーズウォッチ
2021年5月26日 15:32
- 2021年6月25日 SBDC141発売
- 2021年7月9日 ABDC143発売
セイコーは、「セイコー プロスペックス」から、日本の伝統技法で編み込んだファブリックストラップのダイバーズウォッチ2機種を発売する。
1965 メカニカルダイバーズ 現代デザイン SBDC141は6月25日、1970 メカニカルダイバーズ 現代デザイン SBDC143は7月9日発売予定。
1965年に登場した国産初のダイバーズウォッチは、1960年代に南極の過酷な環境下で使用されたという。また1970年に登場した流線型のダイバーズウォッチは、冒険家・植村直己氏が1974~76年にかけて行なった北極圏1万2000km犬ぞりの旅に携行された。今回、それぞれのデザインを継承したケースに、ファブリックストラップを組み合わせる。
ファブリックストラップは、着物の帯締めなどにも使われる「製紐(せいちゅう)」と呼ばれる日本伝統の技法で編み込んでいる。大きな荷重がストラップにかかっても切れにくい引張強度や耐光性を備えるほか、一般的な織紐と異なる袋状に編み上げる構造によって肌あたりがよい仕立てを実現した。また糸を斜めに織り上げることで、光のあたり具合による独特の陰影を生み出している。
価格はSBDC141が13万7500円、SBDC143が14万8500円。