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福岡市・国道202号/国体道路「春吉橋」が2021年度内開通。バス乗降場設置など、迂回路橋を活用したにぎわい空間創出
2021年8月4日 16:23
- 2021年8月3日 発表
国土交通省 九州地方整備局 福岡国道事務所は8月3日、福岡市の中洲エリアにある国道202号(国体道路)の「春吉橋」の新たな橋が2021年度内に開通する見通しであることを発表した。
1961年に架設された春吉橋の旧橋は下部工の損傷や塩害の進行や、基礎が木杭であることによる耐震性の懸念などから、鉄筋コンクリート坑を使用した橋脚の少ない3径間の新橋への架け替え工事が進められている。
今回、新たな橋が2021年度内に完成し、車道を切り替える見込みを発表。また、新たな橋の供用開始後も、博多と天神の中間に位置するオープンスペースとしてのポテンシャルを活用すべく、迂回路橋をにぎわい空間として活用。バス乗降場スペース(バスカット)を設けるなど、交通結節機能も強化する。