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福岡地下鉄 七隈線の博多駅延伸に伴い新車両「3000A系」4編成導入。新規開業する中間駅名も決定
2021年7月1日 18:37
- 2021年7月1日 発表
福岡市交通局は7月1日、福岡地下鉄 七隈線延伸に伴って導入する新車両の名称を「3000A系」とすることを発表した。
福岡市交通局では地下鉄 七隈線を天神南駅から約1.4km（営業キロ約1.6km）延伸し、博多駅と接続する事業を推進。2022年度の開業を目指して整備を進めている。
その延伸に伴い、「3000A系」を4両×4編成導入。2編成を2021年9月上旬～10月上旬に基地車両に搬入し、2021年冬ごろに運用を開始する。残る2編成については、2022年度に導入する予定。
3000A系のAはAdvancedを意味する。外観デザインは七隈線のラインカラーである「グリーン」と、七隈線延伸により福岡空港とつながることをイメージした「スカイブルー」の2色を基調にする。内装は博多駅への延伸をイメージできるよう、博多織の五色献上色である「紫」「青」「赤」「黄」「紺」をイメージし、櫛田の銀杏で有名なイチョウの木をイメージした明るい木目柄とした。
両先頭車両は、座席を7人掛けから5人掛けに短縮して出入口スペースを拡大することで乗降をしやすくするほか、立ち座りしやすい通常座席より60mm高くした座席の導入を、優先スペースの増設、2段手すりの設置など、ユニバーサルデザインにも配慮した。
また、同日には延伸先の博多駅（仮称）を正式に「博多駅」とすることを決定したほか、中間に設置される駅を「櫛田神社前駅」とすることも発表した。
