ニュース

福岡・中洲の「春吉橋」架け替え工事のため10月6日に車道切り替え。10月下旬には下流側歩道も閉鎖に

2019年9月27日 発表

2019年10月6日8時 車道切り替え

国道202号(国体道路)の春吉橋架け替え工事のため、10月6日に車道を切り替え。10月下旬に下流側歩道を閉鎖する

 国土交通省 九州地方整備局 福岡国道事務所は9月27日、福岡市の中洲エリアにある国道202号(国体道路)の「春吉橋」架け替え工事のため、10月6日8時に車道を迂回路橋へ切り替えるとともに、同下旬より下流側歩道を閉鎖することを発表した。

 春吉橋は1961年(昭和36年)に架設され、下部工の損傷や塩害が進行。さらに、基礎が木杭であることによる耐震性、橋脚の間隔が短いことによる治水安全面の懸念などから、架け替え事業が2013年度から進められている。新たな春吉橋は鉄筋コンクリート杭を用いた3径間の橋とし、架け替えのために設置される迂回路橋を永久橋として架け替え後にもそのまま据え置くことでにぎわい空間の創出を図る。

 10月6日8時には、国道202号(国体道路)の車道を迂回路橋へ切り替え。その後、10月下旬には現在の春吉橋の下流側の歩道を閉鎖し、旧橋撤去のプロセスへと移っていく。下流側歩道の閉鎖後は、春吉橋のすぐ下流側にある中洲懸橋を通行するよう案内している。

道路切り替えの流れ
架け替え後の春吉橋のイメージ