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タイ政府、ワクチン接種済み外国人の隔離を免除する「プーケット・サンドボックス」

2021年7月1日 開始

タイ政府がワクチン接種済みの外国人に隔離措置免除プログラムを実施している

 タイ政府は、新型コロナウイルスワクチン接種済みの外国人観光客を対象とした、隔離措置免除の観光復興プログラム「プーケット・サンドボックス」を実施している。

 本プログラムは、タイ保健省が定める新型コロナウイルスの低リスク・中リスクの国に限り、ワクチン接種済みの外国人観光客の隔離措置を免除し、プーケット県内を自由に旅行することを可能にするもの。7月1日付で日本が高リスク国から中リスク国に認定されたことで、同プログラムの対象国になっている。7月29日現在、対象国は67か国。

 プログラムを利用してプーケットへ渡航する場合、渡航前に入国許可証(COE)の申請や新型コロナウイルスワクチン接種完了を証明する書類、航空券の手配と、SHA+認定を取得した宿泊施設の予約、海外旅行保険への加入などを済ませる必要がある。

必要書類

・タイ入国時に残存有効期間が6か月以上のパスポート
・入国許可証(COE)
・渡航の72時間前以内に発行された英文のRT-PCR検査による新型コロナウイルス非感染証明書
・渡航者がタイに滞在する間、新型コロナウイルス感染症及び関連疾患の治療費を含む医療費を10万米ドル以上補償することを保証する英文の医療保険証のコピー
・SHA+認定を取得した宿泊施設の支払予約確認書のコピー
・WHO(世界保健機関)またはタイ保健省より承認された新型コロナウィルスワクチンの必要量の接種を、タイ入国の最低14日以上前に完了していることを示すワクチン接種証明書(ワクチン接種証明書が英語でない場合は、必ず英訳を添付)