西九州新幹線「かもめ」の車両デザイン決定。コンセプトは“九州らしいオンリーワンの車両”

JR九州は、西九州新幹線の車両デザインを発表した

　JR九州（九州旅客鉄道）は7月28日、2022年秋の開業を予定している西九州新幹線の車両デザインを発表した。

　西九州新幹線の車両は、N700Sを6両編成で使用するもの。デザインコンセプトは「九州らしいオンリーワンの車両」。JR九州のコーポレートカラーである赤色を配色し、シンボルマークやロゴを配置。「かもめ」の書体を外装デザインに用いている。

シンボルマークと愛称名のデザイン

　内装は「優しい、明るい、楽しい、心地良い、美しい」をテーマにセレクト。和洋折衷、クラシックとモダンを組み合わせた、懐かしく新しい空間を表現したものにしている。

　1～3号車の指定席は、2-2席のレイアウトで、定員は1号車が40名、2号車が76名、3号車が47名。各車両で異なるシートデザインを採用する。

　4～6号車の自由席は、2-3席のレイアウト。定員は4/5号車が86名、6号車が61名。

指定席のインテリアデザイン、1号車「菊大柄」

指定席のインテリアデザイン、2号車「獅子柄」

指定席のインテリアデザイン、3号車「唐草」

自由席のインテリアデザイン

3号車に設けられるデッキのイメージ