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西九州新幹線、全線のレール連結。2022年秋ごろ開業に向け約67kmがつながる

2021年9月6日 発表

西九州新幹線 長崎駅構内で最後のレール敷設工事を終え、全レールがつながった

 鉄道・運輸機構は9月6日、西九州新幹線(武雄温泉~長崎)のレース敷設工事が、9月4日に完了し、全線のレールが1本につながったことを発表した。

 西九州新幹線(武雄温泉~長崎間)は延長約67kmで、うちトンネルが約40.9kmを占める。設計最高速度は260km/h。レール(軌道)は、高速での走行安定性や省メンテナンスを考慮し、コンクリート盤にレールを固定するスラブ軌道を採用している。

 今後、2022年秋ごろの開業を目指し、駅舎建設や電気工事、完成した構造物や線路、駅舎などの安全確認などが進められていく。

西九州新幹線ルート図
西九州新幹線の2021年8月時点での工事状況