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JAL、奄美・沖縄の世界遺産登録で特別塗装機や記念の取り組み

2021年7月27日 発表

JALは「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」の世界自然遺産登録を記念した取り組みを実施する(写真は就航済みの特別塗装機)

 JAL(日本航空)は7月27日、「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」がユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の世界自然遺産に登録されたことを受けて、記念の取り組みを行なうことを発表した。

 JALグループは奄美・沖縄地域の世界遺産登録に向けて、地元企業・団体からなる共同体の代表幹事を務めていた。

 記念取り組みの1つは、世界自然遺産に登録された地域の魅力を発信する特別塗装機の就航で、自然との共生・保全や島の宝を守る願いを込めて、JALの国内線、J-AIR(ジェイエア)、JAC(日本エアコミューター)の路線に就航する。

 なお、沖縄の小中学生が地域の希少動植物を描いた特別塗装機が、JTA(日本トランスオーシャン航空)とRAC(琉球エアーコミューター)の路線ですでに就航している。

 このほか、機内誌「SKYWARD」で世界遺産特集を継続的に掲載し、機内エンターテイメント「JAL Mooove!」でも世界遺産にまつわる動画を放映。奄美大島空港では、駐機場で整備スタッフによる水アートを実施、噴霧器でイラストとメッセージを描き、世界遺産の登録を祝う。

 こうした取り組みなどの詳細は、同社の世界遺産登録ポータルサイトでも確認できる。