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JAL、金色に輝くA350特別塗装機！ みんなのJAL2020ジェット3号機が就航
2021年7月22日 10:00
- 2021年7月20日 実施
JAL（日本航空）は7月20日、特別塗装機「みんなのJAL2020ジェット」3号機の運航を開始した。初便は12時30分羽田発・新千歳行きのJL515便で、運航前に羽田の格納庫で発表会を行なった。
「みんなのJAL2020ジェット」3号機は同社がオフィシャルエアラインパートナーを務める「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」の機運を高めるべく就航するもので、今回が3機目になる。1号機、2号機は大会マスコットの「ミライトワ」「ソメイティ」が描かれていたのに対し、開幕3日前に発表された3号機は機体全面に体操の内村航平選手やテニスの錦織圭選手ら16人のアスリートが描かれている。なお、特別塗装機となっているが224枚のデカールの貼り付けによるもので、面積は400m 2 。作業期間は約2週間で、国内で行なわれた。また、尾翼の鶴丸マークも金色の華やかなものになっている。
なお16人のアスリートは次のとおり。
機体左側（前方から）
萱和磨（かや かずま）〈体操〉
村上茉愛（むらかみ まい）〈体操〉
橋本大輝（はしもと だいき）〈体操〉
内村航平（うちむら こうへい）〈体操〉
錦織圭（にしこり けい）〈テニス〉※JALサポート選手
畑岡奈紗（はたおか なさ）〈ゴルフ〉※JALサポート選手
羽根田卓也（はねだ たくや）〈カヌー〉※JALサポート選手
植草歩（うえくさ あゆみ）〈空手〉※JAL所属選手
香西宏昭（こうざい ひろあき）〈車いすバスケットボール〉※JALサポート選手
機体右側（前方から）
加納虹輝（かのう こうき）〈フェンシング〉※JALアスリート社員
北口榛花（きたぐち はるか）〈陸上競技〉※JALアスリート社員
戸邉直人（とべ なおと）〈陸上競技〉※JALアスリート社員
阿部詩（あべ うた）〈柔道〉
阿部一二三（あべ ひふみ）〈柔道〉
大野将平（おおの しょうへい）〈柔道〉
上地結衣（かみじ ゆい）〈車いすテニス〉※JALサポート選手
発表会では機体に登場する錦織圭選手、上地結衣選手、およびJALのアスリート社員である加納虹輝選手、北口榛花選手、戸邉直人選手へ向けて、社員からの応援メッセージが描かれた横断幕も披露した。
機材は、2019年からJALが導入を進めているエアバス A350-900型機（登録記号：JA06XJ）。就航期間は11月末（予定）までで、路線は伊丹～那覇、羽田～新千歳/福岡/那覇を予定している。搭乗者には搭乗記念証を配布するほか、機内のドリンクサービスの紙コップもオリジナルデザインのものを使用する。なお、路線・便名は運航前日にJALのWebサイトで確認できるとのことだ。
特別塗装機に合わせて塗装されたトーイングカーとコンテナも披露した。初便となるJL515便にはこのトーイングカーを使用し、特別塗装のコンテナも搭載した。ちなみにトーイングカーは走行わずか5kmの新車だった。
オリンピックの開催期間中はJALのCA（客室乗務員）、グランドスタッフが期間限定のスカーフを着用する。こちらは2019年夏の「みんなのJAL2020新制服プロジェクト ～スカーフ編～」で一般公募したなかから大賞に決定した特別なデザインだ（着用期間：7月21日～9月7日）。
