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JALの機内食通販「BISTRO de SKY」をさっそく家で食べてみた
2021年7月26日 12:28
- 2021年7月21日 発売
JAL(日本航空)は、国際線機内食「BISTRO de SKY(ビストロですかい)」の販売を公式通販サイトのJALショッピングで7月21日に開始した。
海外旅行の機会が減ってしまった現在、「JAL国際線の気分を自宅で楽しんでもらいたい」と、過去に実際に機内で提供していた人気メニューをもとに、ボリュームや彩りなどを考慮し特別に開発したもの。
今回販売開始した第1弾は、恵比寿の人気和食店「賛否両論」の笠原将弘シェフが監修した「賛否両論シリーズ」と、北海道のご当地グルメをテーマにした「北海道シリーズ」。それぞれ3種をラインアップしており、数万個用意しているという。また、第2弾は8月上旬に販売開始予定、第3弾以降も検討中とのこと。商品概要は以下のとおり。
BISTRO de SKYラインアップ
12食セット(3種×4食): 9790円(送料込)
6食セット(3種×2食): 5890円(送料込)
機内では水蒸気の熱を利用したスチームオーブンでじっくりと加熱していくそうだが、今回は家庭用ということで、一般的な電子レンジで温めても美味しく食べられるように水分量の調整や野菜の茹で時間の短縮など、さまざまな工夫をしたことが大きなポイント。構想~販売にいたるまでの約半年間には、「せっかく食べてもらうなら、より美味しいものを」と、社員食堂で在庫分を使いながらリサーチを重ねたという。
BISTRO de SKYは、先進国で1食とるごとに開発途上国に1食を贈る社会貢献活動「TABLE FOR TWO」プログラムに参加しており、対象メニュー1品につき20円がTFTプログラムに寄付される。
これはJALグループのSDGs達成に向けた取り組みの一環で、商品説明で登壇した商品・サービス開発部 グループ長の安藤正人氏は「JALとお客さまの双方で一緒に社会貢献ができたら」と話した。
さっそく家で食べてみた
持ち帰り用の試食をいただいたので、さっそく自宅で食べてみた。BISTRO de SKYは冷凍便で届く。同梱される説明書によると、お勧めの調理方法は24時間の冷蔵解凍後に電子レンジで3分加熱とのことなので、実際に食べたのは翌日だ。今回はビーフコンソメスープはなかったが、こちらは1包の中身をカップに入れて、お湯を140cc注いでかき混ぜるとのこと。
個人的にはランチにちょうどよいボリュームで、冷凍庫にあるとなにかと便利で心強い商品だなと感じた。おかずの量を増やして、その分ごはんの量を減らしているというのもうれしいポイントだ。少量の6食セットが用意されているので、まずはお試しで注文できる気軽さもよい。
コロナ禍で久しく海外出張をしていない人をはじめ、さまざまな人がこのJAL国際線エコノミークラス機内食を感慨深く楽しめるのではないだろうか。多くの人のおうち時間が増えた昨今、贈答用にも喜ばれるかもしれない。