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広島県道路公社、広島熊野道路を12月6日に無料開放。熊野町への観光客数は開通前の約50倍に成長

2020年12月6日 無料開放

広島熊野道路が12月6日0時に無料開放

 広島県道路公社は、広島市安芸区~安芸郡熊野町を結ぶ「広島熊野道路」を12月6日0時に無料開放する。

 広島熊野道路は、県道34号矢野安浦線のバイパスとして1990年12月6日に供用を開始。普通車200円などの料金を徴収しているが、30年間の料金徴収期間満了に伴い2020年12月6日をもって無料となる。これに伴い、回数通行券の販売を11月30日で終了。販売済みの回数通行券については、2022年3月31日まで払い戻し請求を受け付ける。

 広島県道路公社では広島熊野道路のストック効果の推計を発表しており、広島熊野道路の整備により全体で年間約4億円の効果が発現したと推定。山口県や九州地方からの流入により熊野町への観光入れ込み客数が開通前の約50倍となったことによる観光業への効果など、年間1.11億円の経済効果が熊野町へもたらされたことなどを報告している。

無料開放と回数通行券の払い戻し請求についての告知
広島熊野道路の概要
広島熊野道路の整備によるストック効果