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現代の地図と重ねる古地図アプリ「大江戸今昔めぐり」、川越市と静岡市にエリア拡大

法人向け開発キットの無償貸し出しも

2021年6月21日 アップデート

古地図アプリ「大江戸今昔めぐり」が川越市と静岡市にエリアを拡大する

 フジテレビジョン、ビーマップ、菁映社は、スマートフォン向け古地図アプリ「大江戸今昔めぐり」を6月21日にアップデートする。これにより、古地図の対応エリアを江戸以外の全国に拡大。第1弾として、川越市と静岡市(駿府)に対応する。

 川越藩の城下町として発展した川越市は、現在「小江戸」と呼ばれ、観光客を集めている。古地図は、川越市に拠点を置き、古地図活用の実績を有する櫻井印刷所が詳細地図を作成した。

 駿府とも呼ばれた静岡市は、徳川家康による江戸時代初期の大御所政治で実質的な首都として機能し、江戸や京・大坂に並ぶ大都市として栄えた。古地図ファンたちが地図のキャプチャー画像と詳細情報をアップロードすることで完成した古地図となっている。

 また、同アプリで利用できる古地図のAPIを含む法人向け開発キットを無償で貸し出す。半年間利用可能で、既存のアプリやサービスに古地図を組み込む開発を行なうことが可能となっている。

川越市
静岡市