Airbnb、世界各地で1年間多拠点生活できる12人を募集。参加中は自宅の貸し出しも

世界中のAirbnbに1年間滞在可能な12人を募集

　Airbnbは、世界各地から選ばれた12人が、約1年間お気に入りのリスティング（宿泊先）に住むことができるプログラム「Airbnbで好きなところに暮らそう（Live Anywhere on Airbnb）」を発表した。宿泊費はAirbnbが全額負担し、プログラム期間中の交通費も一部支給される。

　応募資格は満18歳以上。参加者は最大3名の同伴者と一緒にプログラムに参加できる。応募締め切りは日本時間7月1日の12時59分までで、2021年7月～2022年7月の期間中、10か月間はAirbnbの宿泊先に滞在することが条件になる。12名の参加者は7月に選出され、9月から旅行を開始する。

　また、プログラムの参加者は期間中、現在住んでいる家をAirbnbのリスティングとして貸し出すことも可能。プログラム参加中にも収入を期待できる。Airbnbでは世界全体で、2021年の第一四半期内に新しく掲載したリスティングのうち50％が掲載開始から4日以内に予約リクエストを受け取っており、また該当するホスト1人当たりの平均年収は9600ドルという結果になっている。