NEXCO東日本、関越道（上り）前橋ICの出口車線を延伸。勾配変化による渋滞発生を抑制。4月12日供用開始

関越道（E17）上り線の前橋IC出口車線の延伸部を4月12日10時ごろから運用する

　NEXCO東日本（東日本高速道路）は4月2日、関越自動車道（E17）上り線の前橋IC（インターチェンジ）の渋滞対策として、出口車線を延伸しての運用を4月12日10時ごろから開始することを発表した。

　関越道（上り）の前橋IC付近は、前橋ICを流出するために減速を始めるクルマに加えて、IC手前で下り勾配が緩やかに変化することでサグと同様にドライバが気が付きにくい速度低下が発生。この2種類が重なることで渋滞が頻発するポイントとなっている。

　出口車線を約1.8km延伸することで、前橋ICを流出する車両が早期に車線変更できるようになり、渋滞ポイントにおける円滑な交通を確保。渋滞軽減を狙う。

関越道 前橋IC位置図

出口車線延伸箇所

延伸部の断面図