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NEXCO東日本とNTTドコモ、「AI渋滞予知」を関越道でも配信。沼田IC~練馬IC間の所要時間を予測

2019年12月20日~2020年3月末 実施

2019年12月20日14時 配信開始

関越自動車道でも「AI渋滞予知」配信を開始する(写真は利用イメージ)

 NEXCO東日本(東日本高速道路)とNTTドコモは、東京湾アクアライン(CA)で実証実験中の「AI渋滞予知」を、2019年12月20日から2020年3月末まで関越自動車道(E17)にも適用する。

 12月20日14時から、NEXCO東日本のWebサイト「ドラぷら」で30分ごとの予測所要時間と予測交通需要を配信。効果検証などを踏まえ、他路線への展開を含めて2020年度の本格導入に向けた検討を進めていく。

 NEXCO東日本が保有する過去の交通量、渋滞、規制などの実績をもとにして、ドコモが開発した「AI渋滞予知」技術とNEXCO東日本が持つ車両の通過速度実績や交通工学知見を掛け合わせることで、所要時間や交通需要を予測するというもの。

 なお、関越道の「AI渋滞予知」では沼田IC(インターチェンジ)~練馬IC間で、沼田IC、渋川伊香保IC、藤岡JCT(ジャンクション)、花園IC、鶴ヶ島JCTを始点に、鶴ヶ島JCT、練馬ICを終点に選択でき、それに応じた予測所要時間と予測交通需要を調べることができる。

本実証実験の構成
予測技術の概要
関越道における「AI渋滞予知」のイメージ