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ナビタイム、新東名の6車線化・速度規制引き上げの影響調査。普通車の所要時間は約4分短縮、平均速度も上昇

2021年2月8日 発表

新東名高速道路の6車線化事業および120km/hの最高速度規制の本格運用開始で、普通車の所要時間は約4分短縮された

 ナビタイムジャパンは、新東名高速道路(E1A)の6車線化事業および120km/hの最高速度規制の本格運用開始に伴う影響の調査結果を発表した

 2020年12月に工事が完成した御殿場JCT(ジャンクション)~浜松いなさJCT間を5区間に分けて調査。東京方面に走行した車両の所要時間と平均速度を普通車と大型貨物車でそれぞれ分析した。

 結果として、普通車は2020年1月と比較し、所要時間が短縮。特に「新静岡~新富士」間で1分以上短縮し、総延長では約4分短縮した。一方、速度規制の引き上げ対象外の大型貨物車に所要時間の変化はなかった。

 また、普通車は平均速度も上昇。一方で、最も東京寄りの「新富士~御殿場」では、平均速度が他の区間に比べて低い傾向も見られた。大型貨物車は平均速度にも変化はなかったという。

御殿場JCT~浜松いなさJCT間を5つの区間に分けて分析
普通車は全区間で平均速度も上昇