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参天製薬、今いる場所の目のかゆみ注意報を通知するアプリ「かゆみダス」。症状が出る前のプロアクティブ点眼を促す

2021年1月13日 公開

参天製薬がスマートフォンアプリ「かゆみダス~目のかゆみ注意報~」をリリースした

 参天製薬は、気象状況から予測する目のかゆみの注意報や薬の使用時間を通知するアプリ「かゆみダス~目のかゆみ注意報~」をリリースした。Android版とiOS版があり、ともに無料。

 花粉症の症状が飛散量だけでなく気象状況にも影響を受けることから、地域によって異なる天気や気温を加味して、利用者の所在地に合わせた5段階の注意報を通知する。また、使っている薬を登録しておけば、使用時間のリマインドや開封後の使用期限(点眼薬の場合)も通知する。

 日本気象協会の発表では、2021年の花粉飛散量は前年の約1.8倍とされており、同社はかゆくなってから目薬を使うのではなく、「症状がなくても用法(回数・タイミング)を守って点眼を続ける“プロアクティブ点眼”を推奨」と呼びかけている。