ソースネクスト、AI通訳機「ポケトーク」最新ソフトウェアを無償で配信。対応言語を追加、翻訳精度向上、待受時間を大幅改善

ソースネクストは「ポケトーク」の対応言語と新機能を追加する最新ソフトウェアを配信する

　ソースネクストは11月11日、AI通訳機「POKETALK W」「POKETALK S」「POKETALK S Plus」向けに、新たな言語と新機能を追加した最新ソフトウェアを配信開始する。

「ポケトーク」では、58言語で音声とテキストに、24言語でテキストのみに翻訳する。英語は中国語のほか、ロシア語やポルトガル語の方言まで合計82言語でのコミュニケーションが可能となる。今回、音声・テキスト翻訳に3言語を、テキストのみ翻訳に4言語を新たに追加した。

　翻訳エンジンの一部に「DeepL翻訳」を採用。これにより、一部の言語で翻訳精度が向上する。また対応言語に「英語（ゆっくり）」を追加し、翻訳先の言語としてゆっくりと英語を発話できるようになった。

「POKETALK S」「POKETALK S Plus」の連続待ち受け時間を改善し、これまでの2～3倍に。「POKETALK S」では約2.5日が約6日に、「POKETALK S Plus」では約3日が約9日となった。

　このほか、翻訳方向補正機能、発音練習機能、ハンズフリー翻訳機能を12月以降に提供予定となっている。

ポケトークS