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国交省、タクシー乗車時のマスク着用を呼びかけ

正当な理由なくマスク未着用の場合は乗車拒否も

2020年11月4日 発表

国交省がタクシー乗車時のマスク着用を呼びかけ

 国土交通省 自動車局旅客課は、タクシーに乗車する際のマスク着用を改めて強く呼びかけている。

 タクシーは公共交通機関として重要な役割を担っているが、事業者からは、酔ったままマスクを着用せず、大声で話しながら乗車する利用者もいるとして、運転手が不安を抱えているという相談が寄せられているという。

 これまでも同省では、特別な事情がある場合を除き、マスクの着用や走行中の換気をはじめとする感染予防に理解と協力を求めてきたが、都内の一部の事業者から正当な理由なくマスクを着用しない利用者の乗車を拒否する規定を設けるとの申請があり、11月4日付でこれを認可。

 マスク未着用者の乗車を一律に拒否するものではないが、改めて理解と協力を呼びかけている。

マスク未着用者の乗車を拒否できる運送約款の変更を認可