ニュース
山形市、山形上山IC至近の国道13号沿いに道の駅「蔵王(仮称)」の整備を計画。2023年開業へ
東北中央道 南陽高畠IC~山形上山IC開通による首都圏からの誘客図る
2020年9月9日 13:55
- 2020年9月8日 発表
山形市は9月8日、道の駅「蔵王(仮称)」の整備事業実施方針などを公表した。設計、建設、維持管理、運営を一括して民間委託するDBO(Desighn Build Operate)方式を導入。事業者選定に向けて要求水準書を公表するとともに、9月17日に実施方針などの説明会を事業者向けに実施する。
道の駅「蔵王(仮称)」は、2019年4月に開通した東北中央自動車道(E13)南陽高畠IC(インターチェンジ)~山形上山ICにより一層の増加が期待される首都圏からの観光客誘致を図るとともに、30km圏内の住民やファミリー層を主要ターゲットに構想。「山形の魅力を発信し、人の流れを生み出す道の駅」をコンセプトに、蔵王や山形の地域資源の魅力を発信し、人を呼び込むゲートウェイとしての機能や、周辺施設などとの連携の要として山形市民や周辺地域住民が集い、交流できる空間を目指す。
位置は山形市表蔵王地内で、東北中央道 山形上山ICすぐの国道13号沿いとなる。敷地面積は約2万200m 2 。トイレなどの休憩機能、情報発信スペースのほか、多目的スペースや、物産品などを扱う商業施設も設置する。
事業スケジュールは、2021年9月までに事業者との契約を締結し、2023年12月に供用を開始する予定としている。
【お詫びと訂正】
初出時、「国道11号沿い」と記載しておりましたが、正しくは「国道13号沿い」です。お詫びして訂正いたします。