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グランエミオ所沢、第2期内覧会。所沢駅直結の商業施設がついにグランドオープン!
2020年9月2日 13:48
- 2020年9月2日 グランドオープン
西武鉄道と西武プロパティーズは9月2日、所沢駅に直結する商業施設「グランエミオ所沢」の第2期開業で新エリアをオープンした。同施設はこれをもってグランドオープンを迎える。
その前日、報道と関係者向けに内覧会が開催された。
第2期49店舗、合計126店舗の地域最大規模の商業施設が誕生
グランエミオ所沢の第2期開業部分は、西武線所沢駅の中央改札口と同じ2階を基準階としていて、東西口をつなぐ通路から自然なアクセスが可能になっている。新たに駅南側には改札と東西につながる自由通路が作られ、既存改札と新改札は、吹き抜けの多目的スペース「セントラルプラザ」、東口側の南北通路、西口側の外通路でつながっている。セントラルプラザには3階へのエスカレーターがあり、全体が回遊しやすい作りだ。
商業施設は、第2期に49店舗が出店(現在レストラン1店舗が未定)、第1期では2018年3月に77店舗で開業しており、合計で126店舗となる(関連記事「西武鉄道 所沢駅に直結する商業施設『グランエミオ所沢』内覧会」)。
「とこテーブル」と名付けられたレストランゾーンは、1期5店舗と2期6店舗(1店舗が未定)のあわせて11店舗となり、全店舗が開業すると、約900席超の所沢エリア最大級。
そしてこの第2期開業をもって、鉄道施設を挟んだ駅舎と商業施設からなる複合施設の計画が完了したことになる。
以前からある中央改札に面した東西自由通路に加え、南側にも改札口と東西自由通路を新設した。通路にはほぼ全面に店舗が入っている。この2本の東西自由通路は、セントラルプラザを介してつながっている。
新しい南改札内のコンコースには、列車の往来を見渡せる屋外デッキや待合スペース「とことこひろば」、旅客トイレが新設されていて、ほかの商業施設内も含め、休憩スペースが多くとられている。
3階は、主にレストランゾーン「とこテーブル」となっている。このうち埼玉西武ライオンズがプロデュースするビュッフェレストラン「LIONS DINER BIGFLAG」はオープンが延期され、後日開業(日時未定)となっている。
レストラン以外にも、所沢駅周辺では書店が少なく要望が多かったとのことで、幅広いジャンルの書籍18万冊を揃える「TSUTAYA BOOK STORE」が出店している。「マザーリーフティスタイル」を併設した「BOOK&CAFE」スタイルの書店となっていて、テラス席などで本を読みながら紅茶やアルコール、食事を楽しむことができる。
所沢を「働きたい、住みたい、訪れたい」街に
内覧会では施設概要の説明があった。西武プロパティーズ 開発事業部 課長の川上昇司氏は、所沢市の人口は約34万人。周辺には大きな商業施設の競合はほとんど見当たらない「条件のよい場所に位置している」と述べ、「所沢は駅周辺で商業施設が足りていない」「35~44歳のニューファミリー層が多く住む」「所得水準も高い」エリアになっていると分析する。
所沢周辺は開発が多く、西武グループで見ても「西武園ゆうえんち」のリニューアル、「メットライフドーム」のボールパーク化があり、ほかにKADOKAWAの複合施設「ところざわサクラタウン」が11月にオープン予定で、所沢市の街づくりも進むなど、変化の途中となっている。
西口の西武鉄道社有地の開発計画とは一体的に進めていて、最初に所沢駅の東西エリア回遊性向上、ランドマーク施設として「グランエミオ所沢」をオープン。駅西に広域集客型ショッピングセンターの開発を予定し、「所沢エリア全体の魅力を増して『働きたい、住みたい、訪れたい』街を目指していきたい」とのこと。
建物は都会的な雰囲気のガラス面に素材を活かした部分やアイボリー色を合わせ、「都市と田園をモチーフにして開発した」という。
特筆すべき点として、既存エリアを活かしつつ増築で1つの建物にしていて、2階が基準階、建物の中心の線路上に公園があるというコンセプト、緑の多い吹き抜けの大空間「セントラルプラザ」、施設内に多数のレストスペースを配置したことなどが挙げられる。
加えて東西南北に通路を通し、回遊性の高い施設になっている。既存駅と商業施設の接続に膜屋根を採用、軽く柔らかい膜材を使っているため、明るい空間を生み出し、一部開放された空間があり、風の流れがある気持ちがよいスペースとなっている。低層のため、2階の基準階から1階と3階にストレスなく行き来できるよう、エスカレーターを配置。「セントラルプラザ」は、待ち合わせの多い所沢駅で、大型のサイネージを見ながら自由に使ってもらえるスポットと位置づけている。
また、災害時の帰宅困難者対応では1200人を想定し非常食を備蓄、8基のマンホールトイレ、72時間施設の3割程度の電力を供給する自家発電装置などで対応できるように考えられている。
続いて、西武鉄道 計画管理部 鉄道計画課 課長の斎原潤氏からは、南側に新設される駅設備に関してと所沢駅の歴史の説明があった。所沢駅は1895年(明治28年)に川越鉄道の所沢駅として開業。125年の歴史がある。
現在の橋上駅舎は2013年のリニューアル工事で完成している。所沢駅は、西武鉄道の主力路線である西武新宿線と西武池袋線などが交わるターミナル駅で、1日約10万人の利用がある。乗降人員は2009年~2019年まで上昇傾向にあったが、直近は新型コロナウイルス感染症の影響で減少に転じている。
最後に、住商アーバン開発 グランエミオ所沢 総支配人の中村泰三氏が、各フロアの店舗について解説した。圧倒的に要望の多かったのが大型書店で、18万冊を在庫する地域最大級の「TSUTAYA BOOK STORE」がセントラルプラザ3階に出店。
今回のポイントの1つは、11店舗がオープンするレストランゾーン「とこテーブル」。1店舗が未定で「LIONS DINER BIGFLAG」がオープンを延期しているので、最終的にすべてオープンすると13店舗になる予定。「バラエティ豊かなレストランやちょい呑みできるバーなどを揃えた」と自負する。「LIONS DINER BIGFLAG」は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、旧名称「LIONS BUFFET BIG DINING」から名前を変更し、営業形態を変えてのオープンとなる。また、今回所沢エリア初出店が30店舗と、とても多いことも特徴としている。