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西武鉄道 所沢駅に直結する商業施設「グランエミオ所沢」内覧会
3月2日10時オープン、4階には所沢パスポートセンター
2018年3月1日 16:33
- 2018年3月1日 内覧会開催
- 2018年3月2日10時 オープン
3月2日、西武鉄道 所沢駅に駅と直結する商業施設「グランエミオ所沢」がオープンする。その前日となる3月1日、報道&関係者向けに内覧会が開催されたほか、開発を手がける西武プロパティーズ 開発事業部 マネジャー 川上昇司氏、運営を手がける住商アーバン開発 グランエミオ所沢総括支配人 西森敦史氏の両氏からグランエミオ所沢に関する説明が行なわれた。
所沢駅を大きく変えていくグランエミオ所沢のオープン
西武鉄道 所沢駅は、西武鉄道の主力路線である西武新宿線と西武池袋線などが交わる同社の基幹駅となる。現在、西武グループは所沢駅周辺で再開発を進めており、このグランエミオ所沢は所沢駅東口に直結する初の大型商業施設となる。3月2日10時のオープンは、第1ステージ(第1期)となっており、2020年夏に予定されている第2期では南側エリアがオープンする。
西武プロパティーズ 開発事業部 マネジャー 川上昇司氏は、3月2日10時のオープンを「所沢の開発の第一段階」と表現。埼玉県所沢市は東京の都心から20kmくらいと利便性の高い地域で、その中心となる所沢駅は西武鉄道の駅の中で、池袋、高田馬場、練馬に次ぐ乗降客数を誇るという。
商圏としては、3km圏で22万人、5kmで50万人とみており、近くに大型の商業施設もないことから「コミュニティ型の商業施設」「遠くの方がクルマで来るではなく、2kmから3kmに住む方をターゲットにしている。乗り換えのついでに買い物を」と語る。
所沢駅の乗降客数は約10万人ほど。乗り換える利用客も10万人ほどで、気軽に立ち寄れるよう、改札口のある2階フロアがメインエントランスになっているほか、すぐにコンコースに出られる改札口も新たに設けてある。
グランエミオ所沢は、1階から4階が商業施設で、4階は所沢パスポートセンターや所沢市役所のサービスセンター、駐車場が入る関係で、実質的な商業エリアは1階、2階、3階になる。これは改札口のある2階を中心に、上下1フロア程度と考え、「縦の移動を少なくした」とのこと。これは、2020年夏に予定されている南側の2期オープン、そしてその先に予定されている西口再開発に向け平面の移動を行ないやすくするものだという。
とくに2期オープンでは、所沢駅の上空に人工地盤を設ける大がかりな工事を行なっており、所沢駅はこのグランエミオ所沢のオープンから大きく変わっていくことになる。
改札階を中心としたフロア作り
各フロアの店舗コンセプトについては、住商アーバン開発 グランエミオ所沢総括支配人 西森敦史氏が解説。1階は近隣住民、乗降客向けに食品・飲食に特化。「デイリー性を重視して近隣の居住者、主婦層をターゲットとしている」という。
2階の改札階は「新しい所沢の駅作りというところで、ファッションと雑貨のライフスタイル提案をしている」とし、3階は「雑貨とレストランゾーン。ユニクロ、ABCマートの大型店に入ってもらうことで集客の核としている」という。
そのほか、2階の吹き抜けスペースを使ってイベントを行ない、話題を作っていくとした。