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国道九四フェリー、新造船「涼かぜ」(すずかぜ)を2021年2月就航

2020年8月27日 発表

国道九四フェリーは新造船「涼かぜ」を2021年2月に就航する

 大分県佐賀関~愛媛県三崎を結ぶ国道九四フェリーは8月27日、新造船の進水式を実施し「涼かぜ」(すずかぜ)と命名したことを発表した。2021年2月の就航を予定している。

 2001年就航の「遥かぜ」(はるかぜ)の代替船として就航を予定。総トン数は1200トン(遥かぜは697トン)、車両積載台数57台(同41台、乗用車換算)と大型化。一方で、旅客定員292人は遥かぜと同等とすることで、客室スペースを拡大してゆとりを持たせた。

 船体の塗装や内装のデザインも一新。船内は「元気さ」「スマートさ」をテーマにフロアごとに変化を持たせるほか、バリアフリーに対応。通常のいす席や桟橋席のほか、キッズスペースやマッサージチェア室、有料の個室、展望席などを設ける。

3階いす席
2階キッズスペース