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国道九四フェリー、新造船「涼かぜ(すずかぜ)」を2021年2月1日就航。車両積載数、客室スペースとも拡大

2020年12月24日 発表

国道九四フェリーは2021年2月1日に新造船「涼かぜ(すずかぜ)」を就航

 国道九四フェリーは12月24日、新造船「涼かぜ(すずかぜ)」を2021年2月1日に就航することを発表した。大分県・佐賀関~愛媛県・三崎航路で運航。佐賀関7時発が初便となる。

 2001年就航の「遥かぜ(はるかぜ)」の代替となる旅客フェリーで、総トン数は1200トン、車両積載台数57台(乗用車換算)へと大型化(遥かぜはそれぞれ697トン、41台)。

 船内空間は「元気さ」と「スマートさ」をテーマに、フロアごとに内装を変化させたデザイン。

 旅客定員は292名で、遥かぜと同等の定員とすることで客室スペースを拡大し、いす席やカウンター席の増設、3階客室へのトイレ増設を行ない、よりゆったりと過ごせるようにする。また、エレベータや多目的トイレの設置などバリアフリーにも対応。キッズスペースや授乳室なども設けている。

 本就航に先立つ2021年1月30日には、一般見学会も開催。三崎港で13時10分~14時、佐賀関港で16時~17時に船内を見学できる。

2階のいす席
3階の桟敷席