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京阪電車、多頻度乗車でICOCAポイントを還元する新サービス。2020年12月開始。回数券は発売/利用を順次終了

2020年7月10日 発表

京阪電車は、ICOCAのポイント還元サービスを12月1日に開始する

 京阪電車(京阪電気鉄道)は7月10日、ICOCAによる新サービス「京阪電車ポイント還元サービス」を12月1日から開始することを発表した。

 京阪線、鋼索線を対象に、同一運賃区間を1か月間に11回以上乗車すると、11回目以降の利用に対して乗車運賃合算額の10%分をICOCAポイントに付与するもの。貯まったポイントは翌15日以降に自動券売機やチャージ機で1ポイント=1円として利用できる。

 例えば、340円区間を同一月内に14回利用した場合、11~14回目の利用分1360円(340円×4回)の10%に相当する130ポイント(1ポイント単位の端数は切り捨て)が付与される。

同一区間11回目以降の乗車に対し、運賃の10%分をポイント還元する

 大津線など対象路線以外の利用や、ICOCA定期券区間内の利用、ICOCAカードを用いた乗車券購入や乗り越しでの他乗車券との併用精算などは対象外となる。

 サービスにあたっては、ICOCAの事前登録(無料)が必要で利用登録した日が属する月の利用分からポイント算出の対象となる。利用登録は2020年11月中旬から順次開始する。

 なお、本サービスと入れ替わりで、京阪線と鋼索線における普通回数券、時差回数券、土・休日割引回数券の発売、利用を順次終了。2020年12月30日に発売を終了し、2021年3月31日に利用を終了する。

サービス利用にはICOCA利用登録が必要
サービス利用の流れ