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クイーン・エリザベス、運航停止期間を11月23日までさらに延長

キュナードが保有する「クイーン・メリー2」「クイーン・ヴィクトリア」も11月1日まで延長

2020年6月9日 発表

新型コロナウイルス感染症の影響が続く状況を受け、保有する3隻の運航停止期間をさらに延長すると発表した

 キュナードは6月9日、新型コロナウイルス感染症の影響が続く状況を受け、保有する3隻の運航停止期間をさらに延長すると発表した。

「クイーン・メリー2」と「クイーン・ヴィクトリア」は2020年11月1日まで、「クイーン・エリザベス」は2020年11月23日までに出発するすべてのコースをキャンセルする。

 キュナード プレジデントのサイモン・ペイルソープ氏は、「現在も引き続き各国によるさまざまな制限が実施されており、国境を越えて自由に、そして安全に移動するということは依然として難しい状況にあります。このことは、多くの国々からゲストをお迎えしているキュナードにとって、特に重要なことです。

 また、新型コロナウイルス(COVID-19)が、3隻の船に与える影響を十分把握する必要がございます。そのため、CDC(アメリカ疾病予防管理センター)や英国公衆衛生庁などの政府機関、業界団体であるCLIA(クルーズライン国際協会)、その他専門家と協力して、あらゆる側面から対策の検討を行なっております。

 私どもは常に誇りをもって衛生と安全対策に最善を尽くしており、船内外のあらゆる場面を想定した対策の強化を行なっております。包括的な対策を確立し、必要な承認及び認定を受けたのち、そこで初めて運航を再開できると考えております。

 この度の決定により影響を受けることになったゲストの皆さまへは、お申し込みをされた旅行会社よりご連絡をさせていただきます」とコメントしている。